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解体のみぞ新書~Vol.15 外へ出よう~

みなさんこんにちは。
ハプラス湘南鍼灸Room院長であり、Well-Being LIFE Creatorの野溝さんの日常にせまるこちらのページ、ご覧いただきありがとうございます。

前回、大人の修学旅行として、飛騨高山で100年企業を訪れた後、1600年以上の歴史のあるお寺の瞑想センターで瞑想をされてきたのみぞさん。
瞑想による「自らの癒し」「心の執着を手放す」こと
のみぞさんにとって、どのような変化につながっていったのでしょうか。
前回記事はこちらからご覧いただけます(^^)/あわせてお楽しみください

1.大事なことを忘れていた


(のみぞ)
「幸せ経営講座では、母性型経営というテーマで語られます。これからの社会は女性の時代だと。僕もそう思います。女性は男性には無い、感性や感覚がある。女性を活かす時代がやって来ると思います。ニュージーランドのアーダーン首相のように。『男性だから』『女性だから』ではなく、『今、必要とされ選ばれた人が、たまたま女性だった』というように、性別ではなく能力でその人を活かす時代がこれからやって来ると思っています。」


たしかに。
のみぞさんも参加くださっている実践するマネジメント読書会®は、男性女性の区別なく、その人の強みや姿勢をみて、そこから互いに学び合う関係かもしれません。

自然の中へ

(のみぞ)
「自分の鍼灸師としての仕事も、女性の健康を活かすためです。僕は、女性に、自分の意思を持ってほしい、意思決定をしてほしいと思っています。それにより、自分の健康も持ってほしい。そう思っていた中で、先ほど、患者さんと施術後に、先日行った鎌倉リトリートの話題になりました。『鎌倉、好きなんですよね~』と患者さんが仰っておられて。それを聴いたら、自分は『大事なことを忘れていた!』と気づいたんです」

2.治療室を飛び出して得られる 健康の証


リトリートは、のみぞさんが平日に、鎌倉や高尾山でされている、山登りと美味しいご飯と癒しの時間のツアーです。SNSで実施後の発信を目にすると、本当に楽しそうで。なによりも、参加されている方の笑顔や幸せ感が文章や写真から臨場感たっぷりに伝わってくるのです。

ある時のリトリート~平日の高尾山へ


(のみぞ)
「リトリートは、これまで何度か企画してきましたが、『誰に向けて企画するか?』自分の中でモヤモヤしているものがありました。今までは、ウェルビーイング界隈の友人たちと体験してきたのですが、先ほどの患者様のお話しで、『そうか、僕は、患者さんをリトリートに連れて行けばいいじゃん』と気づかされたんです」

緊張や責任感の日常の中で、カチコチに心も体も強張っている女性は、昔に比べてとても増えたと思います。自分を休ませる時間が無いんです。頭で考えてしまうし、自分が自然体の脱力状態で居ることが難しい。

(のみぞ)
「治療に訪れる患者さんに、『治療室の外に出ましょう♪』と言いたいです。患者さんを外に連れ出す。森や山で、呼吸を取らせ、足を動かし、立ち止まり、ご飯を食べる。お灸をしたり対話カードで対話をしたり。自分も、飛騨高山で瞑想をしてきたことで、『立ち止まる』『味わう』『感じる』ことが大事だと体感しました。患者さんにも、そういった時間が必要だと思ったんです」

のみぞさんご自身が自分を癒して来られたからこそ、患者さんにとって必要なものに気づくことができたのかもしれませんね。

リトリートでダイアログカード

(のみぞ)
「手足をとにかく使うことが、健康の証です。森や山へ。外に出ましょう♪、自分は患者さんにそう言いたいです。そして、患者さんを『ここに来てよかった!』と感動させられる仕事が自分はできたらと、心から思います」

夏至のタイミングで、のみぞさんのこれまでの活動が、カチッと合わさった感じがしました。必要なピースは揃いました。いよいよ新たなステージへ☆

3.野溝院長監修文責~湘南二十四節気 夏至編~

前回、芒種の二十四節気は御覧いただけましたか?言葉にも意味があり、芒種は「兆し」という意味もあわせもつ。その兆しの後にやって来るのが、今日の夏至です。季節の節目、いかがでしょうか。野溝院長、よろしくお願いいたします(^^)/


夏至
いよいよ夏の至りですね。ハスの花がよく似合う季節。
長い昼には蝶や蜂が盛んに飛び、短い夜は蛍が舞う。虫の季節です。
冬至が陰の極みなら、こちらは陽の極みですね。

少しずつ陰の気が混じってくる??
暑さの盛りに向かおうとしている私たちには想像しづらいですが、
緩んだ空気(陽)はいつかは締まってくる(陰)という心の備えは
持っておいた方がいいでしょう。ただでさえ、異常な高温が続くようになった近年の夏は、クーラーが欠かせません。
暑い外を避けるために室内の冷風で体を締めているわけですから、
緩んで過ごしていたい陽的な体と陰的な冷房との葛藤は、秋から冬、冬から春にかけての体調不良の大きなきっかけになります。
冷えに調子を崩しそうなときは、温かなスープを摂り、内臓の中だけでも温かくして過ごしてみましょう。

夏の熱といえば、ウツボグサという花がこの時期に使われます。
原っぱに生えている紫色の花です。子供の頃、この小さい花を摘んでは蜜をすすった記憶があります。なんとも言えない優しい甘さが私は好きでした。
実はその花の穂が、体の熱を除く時にとても良い生薬になります。利尿作用を発揮して体内の熱を出してくれたり、喉の痛みや打撲の腫れにも使われます。夏に枯れたように見えるので「夏枯草(かごそう)」とも呼ばれますが、この生薬は非常に古くから生活に欠かせない薬として知られているんですよ。「優しく癒す」と言う花言葉がまたとても素敵です。

そして、鮎の季節が来ます!骨ごと食べたい大好きな魚です。でも釣りに行ったことはまだないです。なので行きたい!
ふっくらと焼き上げた鮎からは良い香りがして、手より先に口が動いてしまいそうです。ちなみに英語名は「Sweet fish」と呼ばれます。言い得てるなぁ。

夏至から11日目が半夏生(はんげしょう)です。田植えもようやく終わる時期。
夏越しの祓で茅の輪をくぐって、さあいよいよ夏本番です!!

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