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解体のみぞ新書vol.5~素直な気持ちを言える場所~

ハプラス湘南鍼灸ルームは、
妊活に取り組む女性や男性、
ホルモンの影響による身体の不調に悩む女性を
サポートする鍼灸院。
女性のケアに重きを置いています。

なぜ、男性鍼灸師ののみぞさんが、
女性のケア、女性のサポートを大切だと考えているのでしょうか。

1.男にはやりきれないことを、女の人はやりきれる

のみぞさんは言います
「女の人の笑顔って、とてもいいと思います。
男には無い良さがあると思うんです。」



「たとえば、部屋の中に男二人だけだとすると、
下手したら2、3時間も無言でも居られるかもしれない。
女の人がいたら、
たとえばカバンからお菓子を出して『ハイッ』って分けてくれたり、
自分のカバンや持ち物を誉めてくれたり、
そうやって場が和やかになると思うんです。
着飾ったりして華やかな空気が生まれたり、丁寧に整えてくれたり

そういう、
男にはできない、やりきれないことを、女の人はできるんです。」

ハプラス用2


たしかに、個人差はあるかもしれませんが、
女性特有の資質、男性特有の資質はあるとは思います。
男の人には気づかないようなことも、
女性はいとも簡単に気づいて対応できたり。
もちろん、逆のパターンもあります。


男性と女性、それぞれがお互いに、
それぞれに資質を活かしあい、欠けているものを補い合うことで、
目の前の課題や場が、より善く進んでいく関係にあると思います。


そう考えると、
女性が笑顔でイキイキとしていることは、
その場に関わるひと達みんなの、
笑顔や幸せにつながっていくのかもしれません。

のみぞさんは言います。
女性と男性のこういった違いは、
ホルモンの影響にもよります。

男性ホルモン(=テストステロン)の特徴は社会性。
社会のインフラをキッチリととのえる。
理路整然としていて、パイプをつくる工事のような働きをします。」


「一方で、女性ホルモン(=エストロゲン)は、
男性ホルモンの働きで作られたパイプの中を通る、油のような存在。
ジョイント部分を動きやすくしたり、滑りをよくしたり。
滑らかにする働きをします。」

ホルモンの働きの違いでいうと、
男性ホルモンは
黙々とトンネル工事の穴を掘り続けるような働きをします。
一方で、女性ホルモンは、
トンネル内にスロープをつけたり、暗いから装飾や灯りをつけたりするような働き
です。
こういったホルモンの働きの違いが、
「女の人は、男にはやりきれない部分をやりきれる」ことに
つながっていくのだとか。
ホルモンでここまで違うとは驚きです。

2.滑らかな思考ができにくくなる更年期

「ただ、女性は-」のみぞさんは続けます。
女性は、更年期を迎えると、
女性ホルモンの分泌が減少
していきます。
それにより油のような潤滑油の働きが
自分の体や思考の中で足りなくなっていく
んです。
それが、女性が生きづらさを感じたり体調不良にも
つながっていく
のです。」

ハプラス用3

年齢による体の変化、ホルモンの変化は、
女性であれば、誰にも起こりうること。

ですが、女の人の笑顔や存在は、
家庭や職場、地域や社会、その場を明るく和ませ、豊かにするのは、
いつの時代、どんな場面でも変わりません。
お母さんが元気で笑っていれば、子どもはうれしいし、
奥さんが明るくイキイキしていれば、
旦那さんも仕事を頑張れたり帰宅が楽しみになったり。

のみぞさんは言います。
女の人は、無口な人でも笑ってくれたりすると、
その場が明るくなるし、なんというか、ホッとする。
そういう存在が女性だと思う。

更年期を迎え、本当はどんなことを思っているのか、感じているのかを、
自分でもよく分からなくなってしまった女性に、
素直に心を傾けて自由に話してもらう
言わば「本当の自分の在り方を一緒に導き出す」ような時間や場所
あったらよいのでは?とのみぞさんは考えているのです。

ウェルビーイングダイアログカードを使ったワークショップも
その一環です。

3.感情の整理をサポートする

治療の際にも、鍼灸施術だけでなく、
心のケアも大切な取り組みです。
カードに書かれているような問いを通じて、
自分でもよく分からなくなってしまった自分自身の感情を
整理することをサポートしています。
女性が自分自身の感情に気づき、
自分から変わっていける生き方を支えていきたいと、
のみぞさんは望んでいます。

ハプラス

「治療に来られたとき、
どうしたら良いか分からないような表情をされた患者さんが、
治療が終わり帰られるときには、
ホッとした表情をされていることがあります。
感情が落ち着いたお顔をされている。
そういうとき、自分も本当にうれしく思います
。」

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いかがでしたでしょうか。
情報に溢れた現代社会で、わたし達は思考して頭で考えることが多くなり
自分の感情を後回しにしていることが増えたかもしれません。
自分は何を感じているか、不安なのか、心地よいのか
今年は感情をスタートに自分の幸せを深めていこうと思います。

院長のみぞ監修文責コラム~湘南二十四節気 大寒編~

【大寒】
最も寒い時期「大寒」私はこの時期がとても苦手。だってほんと寒いから笑。
でも三寒四温という時期でもあり、たまに暖かな春の兆しを感じるのは悪くない。
シベリア寒気団が厳しい寒気さえ出さなければ、もうちょっと春らしい空になってくるのにと、ちょっぴり天に思う時期でもあります。
風邪をひきやすい時期でもありますので、殺菌効果のあるネギや、ビタミンやアミノ酸いっぱいの白菜など、冬の栄養素を生かした鍋はやっぱりこの時期だからこそですよね。


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