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 【起業への道】私の根底にある想い

こんにちは!ハピユリです。
私は、レン(2歳6か月)、マナカ(9か月)、マナト(9か月)3人の子どもの母親です。
※子どもたちの名前は仮名です。

このnoteでは、私が、子育て世帯同士助け合っていきたい!と思っている理由を書いていきます。

大前提として…

私は子どもが好きです。
一番最初に思い描いた夢(職業)は、
もちろん‼️保育士さんでした(*´∀`*)

自分の子どもは無条件でとてつもなく可愛いですし、

まったく知らない他人の子を見ても、
みんな一生懸命に産まれてきてこんなに大きくなって…🥹🥹🥹
という親戚のおばちゃんのような気持ちになります😅笑

子どもたちが伸び伸びスクスク幸せに育ちますように✨と願って止みません。


自分が子育てをして改めて感じたこと

①子育てにはお金がかかりすぎる

子どもを望んだ時からお金の問題はしっかり考えていた方だと思います。
ライフシュミレーションも作成して、いつ頃どれくらいのお金が必要か、そのためには毎年いくら貯めておく必要があるかなど、夫婦で共有してきました。

一般的に、子育てにお金がかかる要因は教育費というイメージがあると思います。私もそう思っていました。

でも、実態は全然違った…。想定が甘かったです。
基本的に、子どもの預かりは保育園以外を想定していなかったですし、子どもの入院もかなり予想外でした。(乳児医療証が使えるので、医療費の負担はありませんが、病院食の負担はあります。)

保育園以外で自治体が行なっている子どもの預かりに関する施策は下記の通りです。

■認可保育園等での一時預かり事業(保育園在籍児以外)
 1時間当たり400円

■ファミリーサポートセンター事業 
 1時間当たり800円~1,100円(自治体による)

■育児支援ヘルパー事業
 1時間当たり800円~900円(自治体による)

■ベビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)※東京都の制度です。
 ベビーシッターを利用する場合の利用料を上限金額まで助成。
 (午前7時から午後10時までの利用分:1時間当たり2,500円まで
  午後10時から午前7時までの利用分:1時間当たり3,500円まで)

■学童保育
 放課後~7時の利用で月4,000円~5,000円(自治体による)

※保育園は、保護者の収入によって保育料が変わるので、記載を割愛します。
※民間の学童などは預かり+付加サービスがついていることが多く、上記の金額よりも高額になることが多いです。

安いと思うか高いと思うかは人それぞれですが、
例えば保育園での一時預かり事業を1日6時間、週3日利用すると…

1ヶ月で6時間×3日×4週=72時間
72時間×400円= 28,800円
28,800円 ×3人= 86,400円
※因みに保育園での一時預かり事業は保育園にもよりますが定員は少ないです。我が家の近くの保育園は定員1名。3人預けることはそもそも不可能です。

ファミサポや育児支援ヘルパー事業は兄弟割引がありますが、1人の支援者に対して2人までという想定のようです。2人支援者を頼めば、3人は預かってもらえるということかしら?

でも、当たり前ですが、その分出費は増えるわけです…。

(子どもを増やしてほしい割に、子ども3人以上預けられる政策は少ないような…🤔)

一例ではありますが、
夫婦が保育園以外で子どもを預けて用事を済ませたり、息抜きしたりするのには、子ども1人当たり1時間 400円〜3,000円くらいの子どもを預ける費用が発生するわけです。

もの凄い負担です。

我が家では、べビーシッター利用支援事業(一時預かり利用支援)を利用して、月30万~40万円程シッター会社へ支払っています。
(約2か月後に助成金として戻ってきますので、実質負担額は年間で20万ほどになります)

助成金があるから利用していますが、そもそも立て替えておくお金がない方は利用できません。(なんという厳しい世界・・・)

最近は、この事業を実施する自治体が増え、利用者が急増しており、この事業の認定事業者さんはベビーシッターさん確保のためという名目で利用料金を値上げしています。
(私が利用している会社は2社とも値上げしました。だいたい1時間当たり2,500円~3,000円くらいに設定している事業者さんが多いです。)

この状況を見ると、
一時預かり事業を実施する自治体が増える
 ↓
利用者増える
 ↓
ベビーシッターの需要増
 ↓
利用料金値上げ
 ↓
利用したいけど、利用できない人が増える(予約が取れないだけでなく、経済的な負担増で利用できない人が出てくる)
 ↓
子育て支援が十分に行き届かない。

助成金が出るならベビーシッターを利用したい!(我が家もそうです)という子育て世帯がいるのであれば、低料金なら子どもを預けたいと思っている世帯は一定数いるはずです。

それと、もう1点。
人を家に入れたくない人も一定数いると思います。
我が家も最初はかなり抵抗がありました。2回目の妊娠が双子ではなく、単胎児であれば、他人に頼るという選択はしなかったかもしれません。

なので、家にお手伝いに行く事業ではなく、利用者に来てもらう拠点を。なるべく負担が少ない金額で利用できる拠点を作りたいのです。


②親の精神的な余裕は必要

子どもが大好きな私ですが、ずーっと子どもたちとだけ過ごしていると、流石にまいってしまうこともあります。

例えば、土日にワンオペしないといけない日などは、

レンは
「ママと○○したい〜」とママにピッタリくっついて離れないし、

マナカとマナトは
おむつ替え→ミルク→ゲップ→吐き戻しがないようにしばらく見守る→寝かしつける→起きる→おむつ替え…エンドレス∞×2人分

さらに吐き戻してしまった時には、お着替え&シーツ替え&洗濯。
離乳食も、離乳食作り→食べさせるだけでも一苦労。

この間もレンはママの横を離れない。

3人ともお腹が空いた、抱っこしてほしいなど、自分の要求が通らないと思いっきり泣くし…
ママは一人しかいないから順番だよって言ったって、分からないし😓

さすがの私もエネルギー切れで
「はぁぁぁ~(*´Д`)」となります(^-^;

1日でもかなりのダメージなのに・・・
これを毎日やっているママパパには本当に頭が上がりません。

ここに一人でも二人でも育児を手伝ってくれる人がいたら?
どうでしょう?

1日2〜3時間でも、1人の時間が作れたら、どうでしょう?

少しは気持ちのゆとりができてくると思います。

③子育てには多くの人の手が必要

一般的に、子ども1人に対して1.5人の大人が必要と言われています。
我が家の場合、子ども3人なので、4.5人大人が必要な計算です。

でも、親2人と義母で3人。
シッターさん入れても4人で慢性的な人手不足です。

実際、子ども3人となると、年齢にもよりますが、子ども1人に対して大人1人が対応。
もう一人が「ティッシュ取って」「ミルク作って」「ウンチ漏れした洋服洗っておいて」など、子どもをお世話がしやすいように動きます。

これで何とか成り立ちます。

もう少し子ども達が大きくなってきたら、3人で遊んでくれる瞬間が出てくると思うので、今よりは楽にはなると思いますが、今は、毎日が戦争です。

この大変な時期に、なるべく大人の手をかけて子どもも親も少しでも気持ちにゆとりができるような仕組みが必要だと私は思います。

私の田舎。そして東京。

私は、小さな島で生まれ育ちました。
近所の人の顔はほとんど知っているような環境です。

両親は共働きだったので、幼稚園生の時からお家に帰っても家には誰もいませんでした。

帰宅後は、隣にある祖父母の家に行って、ご飯やおやつを食べさせてもらったり、畑仕事のお手伝いをして過ごしていました。

なので、私は親だけでなく、祖父母や祖父母の友だちに見守ってもらいながら育ってきたという感覚が強いです。

じゃあ、東京ではどうなの??

私は、家を買う時、絶対に義両親の近くに買うと決めて、中古の戸建てを購入しました。
これからやってくる子育て期、介護期には絶対に女性の手が必要になる。その時、力になれるのは義母や私だと思っていたからです。

そのためにも義母と私が協力し合いやすい環境を作る必要がありました。
だからこそ、義両親の家の近く(徒歩5分の距離)に家を購入しました。

実際どうなのか?というと、ありがたいことにお互い行ったり来たりしながら、助け合って生活できていると思います。

また、ラッキーなことに私が購入した家の近所の方々は、新参者の私たちにもとても優しかったです。

レンが生まれた時も、「大丈夫?眠れてる?」とよく声をかけてくれていたし、双子が産まれてからも「大変な時は、レン君預かるから大丈夫よ!」と言ってもらえたりして、大変心強い存在です。

実際に、お隣さんは、子どものお友達も頻繁に預かっています。

ママ友さん達も
「ちょっと1時間くらい行ってくるので、お願いします!」という感じで、少し預けて用事を済ませて来たりしているので、とても良い関係性を築いていて素敵だなと思います。

でも、この状況って、とてもとても恵まれている環境だと思うんです。

我が家のことだけで言えば、子育ても苦に感じる瞬間は少ないです。いざという時サポートしてくれる人が身近にいるからこそ精神的に安定するし、気持ちの面で余裕があります。

私が、子ども達にイライラすることが少ないのは、私がすごいとかでは全然なく、子育てしやすい周りの環境が整っていることが大きいのです。

お隣さんとお話させていただく度に、
みんなこうやって支え合える仲間がいたらどんなに良いか・・・。
と思っていました。

自分自身が、親だけに育ててもらったとは思っていないですし、お隣さんを見て、人間関係が希薄だと言われている東京でも、共助は成り立っていることを目の当たりにしたことで、

気軽に人と人とがつながれる拠点、助け合いができる拠点を作りたいと思うようになりました。

まとめ

①子どもを預かるという事に対してお金がかかりすぎる。もっと経済的な負担が少ない方法で子どもを預けられる場所が必要。

②子育てには親の精神的な余裕が大事。そのためには、大人の手が必要。

①②のことから、なるべくボランティア精神あふれる方々が集まってくれたら申し分ないのですが…

しかも今の日本では、子育て世帯自体がマイノリティ。
(なんとも怖い現実・・・。)

だったら、マイノリティ同士、助け合いができないか?と私は考えています。
(もちろん、子育て経験者でなくとも、手を差し伸べてくれる方がいらっしゃるなら、是が非でもお願いしたい気持ちです🙇‍♀️)

完全に持論ですが、子育ては、何もかもすべて親がやらなければいけないという事でもないと思うし、任せられる人、事があるなら任せちゃっていいと思うんです。

親だって、甘えられるところは甘えた方が、気持ちにゆとりが生まれて、子どもとの時間をより大事にしようという気持ちになるのではないかな?と個人的には思っています。

知らない人同士でも、助け合える場所がある。
東京にだって温かい場所がある。
それぞれのニーズによって使い分けられるサービスがある。

まだまだイメージの段階ですが、
私の根底にある思いを書いてみました。

読みにくい文章だったかと思いますが、長文にお付き合いくださりありがとうございました。



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