Day392 歴代誌 第二 25章
歴代誌 第二 25章では
ユダの王アマツヤ
アマツヤは25歳で王となり、
エルサレムで29年間、王であった
彼の母の名はエホアダンといい、
エルサレム出身であった
彼は主の目にかなうことを行ったが、
全き心をもってではなかった
彼の王国が強くなると、
彼は、自分の父である王を討った家来たちを殺した
しかし、彼らの子供たちは殺さなかった
モーセの書の律法に記されているところに
従ったのである
主はその中でこう命じておられた
・父が子のゆえに殺されてはならない
・子が父のゆえに殺されてはならない
・人が死ぬのは、
自分の罪過のゆえでなければならない
アマツヤはユダの人々を召集し、
ユダ族およびベニヤミン族の全員を、
父祖の家ごとに、
千人隊の長、百人隊の長の下に配属した
20歳以上の者を登録すると、
槍と大盾を手にして従軍する兵が
30万人いることが分かった
さらに、彼はイスラエルから、
銀100タラントで10万人の勇士を雇った
すると、神の人が彼のもとに来て言った
・王よ、イスラエルの軍勢を
あなたとともに行かせてはなりません
・主は、イスラエル、
すなわちエフライムのいかなる人々とも、
ともにおられないからです
・しかし、もしあなたが行くのなら、そうしなさい
・雄々しく戦いなさい
・神はなたを敵の前につまずかせられます
・神には、
助ける力も、つまずかせる力もあるからです
アマツヤは神の人に言った
・では、イスラエルの部隊に与えた
100タラントはどうしたらよいのか
神の人は答えた
・主は、それよりも多くのものを、
あなたにお与えになることができます
そこでアマツヤは、
エフライムから彼のもとに来た部隊を、
もとのところに帰すために切り離した
彼らはユダに対して激しく怒り、
怒りに燃えながら自分たちのところへ帰って行った
アマツヤは奮い立ち、
自分の兵を率いて塩の谷へ行き、
セイルの者たち1万人を討った
ユダの人々は1万人を生け捕りにして、
崖の上に連れて行き、
その崖の上から彼らを投げ落とした
彼らは1人残らず砕かれてしまった
アマツヤが自分とともに
戦いに行かせずに帰した部隊の者たちは、
サマリアからベテ・ホロンに及ぶユダの町々を襲い、
3千人を打ち殺し、多くの物を略奪した
アマツヤがエドム人を討って帰って来た後のこと、
彼はセイル人の神々を持って来て、
それらを自分の神々として立てた
彼はその前で伏し拝み、犠牲を供えていた
すると、主はアマツヤに向かって怒りを燃やし、
彼のもとに預言者を遣わして言われた
・なぜあなたは、あなたの手から自分の民を
救い出すこともできないような神々を求めたのか
彼が王にまだ話している最中に、王は彼に言った
・われわれはおまえを王の助言者にしたか
・やめよ
・なぜ、打ち殺されるようなことをするのか
そこで、預言者は話すのをやめたが、こう言った
・私は、神があなたを
滅ぼそうと計画しておられるのを知りました
・あなたがこのことを行い、
私の勧めを聞かなかったからです
ユダの王アマツヤは、協議の上で、
エフーの子エホアハズの子、
イスラエルの王ヨアシュに使者を送って言った
・さあ、直接、対決しようではないか
イスラエルの王ヨアシュは、
ユダの王アマツヤに使者を送って言った
・レバノンのあざみが、
レバノンの杉に使者を送って、
「あなたの娘を私の息子の妻にくれないか」
と言ったが、レバノンの野の獣が通り過ぎて、
そのあざみを踏みにじった
・あなたは、
「どうだ、自分はエドムを討った」
と言って、心高ぶり、誇っている
・今は自分の家にとどまっていなさい
・なぜ、あえてわざわいを引き起こし、
あなたもユダもともに倒れようとするのか
しかし、アマツヤは聞き入れなかった
それは神から出たことであって、
彼らを敵の手に渡すためであった
彼らがエドムの神々を求めたからである
イスラエルの王ヨアシュは攻め上った
彼とユダの王アマツヤは、
ユダのベテ・シェメシュで直接、対決した
ユダはイスラエルに打ち負かされ、
それぞれ自分の天幕に逃げ帰った
イスラエルの王ヨアシュは、
エホアハズの子ヨアシュの子、
ユダの王アマツヤをベテ・シェメシュで捕らえ、
エルサレムに引いて来た
そして、エルサレムの城壁を
エフライムの門から隅の門まで、
400キュビトにわたって打ち壊した
また、オベデ・エドムが
管理している神の宮にあったすべての金と銀、
すべての器、、王宮の財宝、
および人質を取ってサマリアに帰った
ユダの王ヨアシュの子アマツヤは、
イスラエルの王エホアハズの子ヨアシュの死後、
なお15年生きた
アマツヤについてのその他の事柄、
それは最初から最後まで、
『ユダとイスラエルの王の書』に確かに記されている
アマツヤが主に従うことから離れたとき、
エルサレムで人々が彼に対して謀反を企てた
彼はラキシュに逃げたが、
人々はラキシュに追っ手を送り、そこで彼を殺した
彼らは彼を馬に乗せて運び、
ユダの町に先祖とともに葬った
アマツヤは父ヨアシュを暗殺した家来たちを殺した後
エドムに勝利するも偶像を持ち帰り礼拝するように
彼もまた暗殺されてしまいました