Day403 歴代誌 第二 36章

民衆は、ヨシヤの子エホアハズを選んで、彼の父に代えてエルサレムで王とした。
エホアハズは二十三歳で王となり、エルサレムで三か月間、王であった。
新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 歴代誌 第二 36章1-2節
国の民はヨシヤの子ヨアハズを選び、エルサレムで父の代わりに王とした。
ヨアハズは二十三歳で王となり、三か月間エルサレムで王位にあった。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌下 36章1-2節


歴代誌 第二 36章では

ユダの王エホアハズ
民衆は、ヨシヤの子エホアハズを選んで、
彼の父に代えてエルサレムで王とした

エホアハズは23歳で王となり、
エルサレムで3か月間、王であった

エジプトの王はエルサレムで彼を退位させ、
この国に銀100タラントと
金1タラントの科料を課した

それからエジプトの王は、
彼の兄弟エルヤキムをユダとエルサレムの王とし、
その名をエホヤキムと改めさせた

ネコは、その兄弟エホアハズを捕らえて、
エジプトへ連れて行った

ユダの王エホヤキム
エホヤキムは25歳で王となり、
エルサレムで11年間、王であった
彼は自分の神、主の目に悪であることを行った

彼のもとに、
バビロンの王ネブカドネツァルが攻め上って来て、
彼を青銅の足かせにつなぎ、
バビロンへ引いて行った

ネブカドネツァルは、
主の宮の器をバビロンに持ち去り、
バビロンにある彼の宮殿に置いた

エホヤキムについてのその他の事柄、
彼が行った忌み嫌うべきこと、
彼について露見したことは、
『イスラエルとユダの王の書』に
まさしく記されている
彼の子エホヤキンが代わって王となった

ユダの王エホヤキン
エホヤキンは18歳で王となり、
エルサレムで3か月と10日間、王であった
彼は主の目に悪であることを行った

年が改まると、
ネブカドネツァル王は使者を遣わして、
主の宮にあった尊い器とともに
彼をバビロンに連れて行った

そして、エホヤキンの親戚ゼデキヤを
ユダとエルサレムの王とした

ユダの王ゼデキヤとバビロン捕囚
ゼデキヤは21歳で王となり、
エルサレムで11年間、王であった

彼はその神、主の目に悪であることを行い、
主のことばを告げた預言者エレミヤの前に
へりくだらなかった

彼はまた、彼に神にかけて
誓わせたネブカドネツァル王に反逆した
彼らはうなじを固くし、心を閉ざして、
イスラエルの神、主に立ち返らなかった

そのうえ、祭司長全員と民も、
異邦の民の忌み嫌うべきすべての慣わしをまねて、
不信に不信を重ね、
主がエルサレムで聖別された主の宮を汚した

彼らの父祖の神、主は、
彼らのもとに早くからたびたび使者を遣わされた
それは、ご自分の民と、
ご自分の住まいをあわれまれたからである

ところが、
彼らは神の使者たちを侮り、
そのみことばを蔑み、
その予言者たちを笑いものにしたので、
ついに主の激しい憤りが民に対して燃え上がり、
もはや癒されることがないまでになった

主は、彼らのもとにカルデア人の王を攻め上らせた
彼は、聖所の中で若い男たちを剣で殺し、
若い男も若い女も、
年寄りも弱い者も容赦しなかった
主は、すべてのものを彼の手に渡された

彼は、神の宮の大小すべての器、
主の宮の財宝と、王とその高官たちの財宝、
これらすべてをバビロンへ持ち去った

神の宮は焼かれ、エルサレムの城壁は打ち壊され、
その高殿はすべて火で焼かれ、
その中の宝としていた器1つ残らず破壊された

彼は、剣を逃れた残りの者たちを
バビロンへ捕らえ移した
こうして彼らは、
ペルシア王国が支配権を握るまで、
彼とその子たちの奴隷となった

これは、
エレミヤによって告げられた主のことばが成就して、
この地が安息を取り戻すためであった

その荒廃の全期間が70年を満たすまで、
この地は安息を得た

ペルシアの王キュロスの第1年に、エレミヤによって
告げられた主のことばが成就するために、
主はペルシアの王キュロスの霊を奮い立たせた

王は王国中に通達を出し、また文書にもした
・ペルシアの王キュロスは言う
  「天の神、主は、
   地のすべての王国を私にお与えくださった
   この方が、ユダにあるエルサレムに、
   ご自分のために宮を建てるよう私を任命された
   あなたがた、だれでも主の民に属する者は、
   その神、主がともにいてくださるように
   その者は上って行くようにせよ」

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

ユダは偶像礼拝のゆえに滅び
その裁きの器としてバビロンが用いられ
その後、主の宮を建てるため、ペルシアの王
キュロスによりエルサレムへの帰還が許されました

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