Day396 歴代誌 第二 29章
歴代誌 第二 29章では
ユダの王ヒゼキヤ
ヒゼキヤは25歳で王となり、
エルサレムで29年間、王であった
彼の母の名はアビヤといい、ゼカリヤの娘であった
彼は、すべて父祖ダビデが行ったとおりに、
主の目にかなうことを行った
彼はその治世の第1年の第1の月に、
主の宮の戸を開いてこれらを修理した
彼は祭司とレビ人を連れて来て、
東側の広場に集め、彼らに言った
・レビ人よ、聞きなさい
・今、あなたがたは自分自身を聖別しなさい
・あなたがたの父祖の神、主の宮を聖別し、
聖所から忌まわしい者を取り除きなさい
・というのも、私たちの先祖は信頼を裏切り、
私たちの神、主の目に悪であることを行い、
この方を捨て去り、
主の御住まいから顔を背けて背を向けたからです
・また、彼らは玄関の戸を閉じ、ともしびを消し、
聖所でイスラエルの神に香をたかず、
全焼のささげ物を献げることをしなかったのです
・そこで、
主の御怒りがユダとエルサレムの上に下り、
あなたがたが自分の目で見るとおり、
主は彼らをおののきのもと、恐怖のもと、
また嘲りの的とされました
・見なさい
・このため私たちの先祖は剣に倒れ、
私たちの息子たち、娘たち、妻たちは、
捕虜になっています
・今、私の願いは、
イスラエルの神、主と契約を結ぶことです
・そうすれば、
主の燃える怒りが私たちから離れるでしょう
・子たちよ、
今、手をこまねいていてはなりません
・主はあなたがたを選んで
ご自分の前に立って仕えさせ、
ご自分に奉仕する者、
香をたく者とされたからです
そこで、レビ人は立ち上がった
ケハテの子孫からは
アマサイの子マハテとアザルヤの子ヨエル、
メラリの子孫からは
アブディの子キシュとエハレルエルの子アザルヤ、
ゲルションの子孫からは
ジンマの子ヨアフとヨアフの子エデン、
エリツァファンの子孫からはシムリとエイエル、
アサフの子孫からはゼカリヤとマタンヤ、
ヘマンの子孫からはエヒエルとシムイ、
エドトンの子孫からはシェマヤとウジエルであった
こうして、
彼らは自分の兄弟たちを集め、身を聖別して、
主のことばによる王の命令のとおりに、
主の宮をきよめに来た
祭司たちは主の宮の内側に入って、これをきよめた
彼らが、主の神殿にあった汚れたものをみな
主の宮の庭に出すと、レビ人が受け取って、
外のキデロンの谷へ持って行った
彼らは第1の月の1日に聖別し始めた
その月の8日に主の玄関に入り、
8日間にわたって主の宮を聖別し、
第1の月の16日に終えた
そこで、彼らは中に入り、
ヒゼキヤ王のところに行って言った
・私たちは主の宮をすべてきよめました
・全焼のささげ物の祭壇とそのすべての用具、
並べ供えるパンの机を
そのすべての備品をきよめました
・また、アハズ王がその治世に信頼を裏切って
取り除いたすべての用具を整えて、聖別しました
・ご覧ください
・それらは主の祭壇の前にあります
ヒゼキヤ王は朝早く、この町の長たちを集めて、
主の宮に上って行った
彼らは、王国と聖所とユダのために、
罪のきよめのささげ物として、雄牛7頭、雄羊7匹、
子羊7匹、雄やぎ7匹を引いて来た
王は、祭司であるアロンの子らに命じて、
主の祭壇の上でささげ物を献げさせた
彼らは牛を屠り、
祭司たちがその血を受け取って祭壇に振りかけた
次に雄羊を屠り、その血を祭壇に振りかけた
次に子羊を屠り、その血を祭壇に振りかけた
それから、彼らは王および会衆の前に、
罪のきよめのささげ物とする雄やぎを引いて来て、
それらの上に自分たちの手を置いた
祭司たちはこれらを屠り、
その血を祭壇に献げて、
罪のきよめのささげ物とし、
全イスラエルのために宥めを行った
全焼のささげ物と罪のきよめのささげ物を、
王が全イスラエルのために命じたからである
また、王はレビ人を主の宮に配置し、
ダビデおよび王の先見者ガド、
預言者ナタンの命令のとおりに、
シンバルと琴と竪琴を持たせた
この命令は主から出たものであり、
その預言者たちを通して与えられたものだからである
こうして、レビ人はダビデの楽器を手にし、
祭司はラッパを手にして立った
そこでヒゼキヤは、
全焼のささげ物を祭壇で献げるように命じた
全焼のささげ物が献げ始められると、
イスラエルの王ダビデの楽器に合わせて、
主の歌とラッパが始まった
全会衆は伏し拝み、歌い手は歌い、
ラッパ奏者はラッパを吹き鳴らした
このすべては、全焼のささげ物が終わるまで続いた
献げ終えると、
王および彼とともにいたすべての者は、
膝をかがめて伏し拝んだ
ヒゼキヤ王と高官たちが、
ダビデおよび先見者アサフのことばをもって
主を賛美するようにレビ人に命じると、
彼らは喜びつつ賛美した
そして、一同はひざまずいて伏し拝んだ
そのとき、ヒゼキヤは言った
・今、あなたがたは主に身を献げました
・近づいて、
感謝のささげ物を主の宮に携えて来なさい
会衆は感謝のささげ物を携えて来た
また、心から進んで献げる者はみな、
全焼のささげ物を携えて来た
会衆が携えて来た全焼のささげ物の数は、
牛70頭、雄羊100匹、子羊200匹であり、
これらはみな、主への全焼のささげ物であった
ただ、祭司たちが少なかったので、
すべての全焼のささげ物の皮を
剥ぐぎ尽くすことができなかった
そこで、彼らの兄弟に当たるレビ人が、
その役目を終えるまで、
またほかの祭司たちが身を聖別するまで助けた
レビ人は、祭司たちよりも直ぐな心をもって、
身を聖別したのである
また、多くの全焼のささげ物、
その全焼のささげ物に
添える交わりのいけにえの脂肪、
注ぎのぶどう酒もあった
こうして主の宮の奉仕の用意ができた
ヒゼキヤとすべての民は、
神が民のために備えてきださったことを喜んだ
このことが突然のことだったからである
善王ヒゼキヤは神殿を聖別することから始めて
祭司たちとレビ人たちにも自らを聖別するよう命じ
多くのいけにえを献げるなど、宗教改革を行いました