Day748 エレミヤ書 ３章
もし、人が自分の妻を去らせ、
彼女が彼のもとを去って、
ほかの男のものになったら、
この人は再び先の妻のもとに戻れるだろうか。
そのような地は大いに汚れていないだろうか。
あなたは、多くの愛人と淫行を行って、
しかも、わたしのところに帰るというのか。
――主のことば――
もし人がその妻を出し 彼女が彼のもとを去って 他の男のものとなれば 前の夫は彼女のもとに戻るだろうか。 その地は汚れてしまうではないか。 お前は多くの男と淫行にふけったのに わたしに戻ろうと言うのかと 主は言われる。
エレミヤ書 ３章では
悔い改めの呼びかけ
もし、人が自分の妻を去らせ、
彼女が彼のもとを去って、
ほかの男のものになったら、
この人は再び先の妻のもとに戻れるだろうか
そのような地は大いに汚れていないだろうか
あなたは、多くの愛人と淫行を行って、
しかも、わたしのところに帰るというのか
――主のことば――
目を上げて裸の丘を見よ
あなたが共寝しなかったところがどこにあるか
荒野のアラビア人がするように、
あなたは道端で相手を待って座り込み、
淫行と悪行によって、この地を汚した
それで大雨はとどめられ、後の雨はなかった
それでも、あなたは遊女の額をして、
恥じることを拒んでいる
今でもあなたは、
わたしにこう呼びかけているではないか
「父よ、
あなたは私の若いころの恋人です
いつまでも恨みを抱かれるのですか
永久に持ち続けるのですか」と
なんと、あなたはこう言っていながら、
あらん限りの悪を行っている』」
ヨシヤ王の時代に、主は私に言われた
「あなたは、
背信の女イスラエルが行ったことを見たか
彼女はあらゆる高い山の上、
青々と茂るあらゆる木の下に行き、
そこで淫行を行った
わたしは思った
彼女がこれらすべてを行った後で、
わたしに帰って来るだろうと
しかし、帰っては来なかった
そして裏切る女、妹のユダもこれを見た
背信の女イスラエルが姦通をしたので、
わたしは離縁状を渡して追い出した
しかし、裏切る女、妹のユダが恐れもせず、
自分も行って淫行を行ったのをわたしは見た
彼女は、自分の淫行を軽く見て、
地を汚し、石や木と姦通した
このようなことをしながら、
裏切る女、妹のユダは、
心のすべてをもってわたしに立ち返らず、
ただ偽ってそうしただけだった――主のことば」
主は私に言われた
「背信の女イスラエルは、
裏切る女ユダよりも正しかった
行って、次のことばを北の方に叫べ
『背信の女イスラエルよ、帰れ
――主のことば――
わたしはあなたがたに顔を伏せはしない
わたしは恵み深いから
――主のことば――
わたしは、いつまでも恨みはしない
ただ、あなたはあなたの咎を認めよ
あなたはあなたの神、主に背いて、
青々と茂るあらゆる木の下で、
他国の男と勝手なまねをし、
わたしの声に聞き従わなかった
――主のことば
シオンへの帰還
背信の子らよ、立ち返れ――主のことば――
わたしが、あなたがたの夫であるからだ
わたしはあなたがたを、町から１人、
氏族から２人選び取り、シオンに連れて来る
また、あなたがたに、
わたしの心にかなう牧者たちを与える
彼らは知識と判断力をもって
あなたがたを育てるだろう
あなたがたが
地に増えて多くの子を生むとき、
その日には――主のことば――人々はもう、
主の契約の箱について語ることもなく、
それが心に上ることもない
彼らがそれを思い出すことも、
調べることもなく、
それが再び作られることもない
そのとき、エルサレムは主の御座と呼ばれ、
万国の民はこの御座、
主の名のあるエルサレムに集められ、
彼らは２度と
頑なな悪い心のままに歩むことはない
その日、
ユダの家はイスラエルの家に加わり、
彼らはともどもに、北の国から、
わたしが彼らの先祖に
受け継がせた地に帰って来る
悔い改めへの招き
わたしは思っていた
どのようにして、
あなたを息子たちの中に入れ、
あなたに慕わしい地を与えようかと
国々のうちで最も麗しいゆずりの地を
また、あなたがわたしを父と呼び、
わたしに従って、もう離れないと思っていた
ところが、なんと、妻が夫を裏切るように、
あなたがたはわたしを裏切った
イスラエルの家よ――主のことば――
１つの声が裸の丘の上で聞こえる
イスラエルの子らの哀願の泣き声だ
彼らが自分たちの道を曲げ、
自分たちの神、主を忘れたからだ
背信の子らよ、立ち返れ
わたしがあなたがたの背信を癒やそう』」
「今、私たちはあなたのもとに参ります
あなたこそ、私たちの神、主だからです
まことに、もろもろの丘も、山の騒ぎも、
偽りでした
確かに、私たちの神、主に
イスラエルの救いがあります
しかし、私たちが若いころから、
恥ずべきものが、私たちの先祖の労苦の実、
彼らの羊の群れ、牛の群れ、
息子、娘たちを食い尽くしてきました
私たちは恥の中に伏し、
恥辱が私たちの覆いとなっています
私たちの神、主に対し、
私たちも先祖も、
若いころから今日まで罪の中にいて、
私たちの神、主の御声に
聞き従わなかったからです」
※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています
主は、離縁された女に悔い改めを呼びかけるが
背信の女イスラエルは
偶像礼拝の罪によって滅びてしまった
妹のユダはそこから教訓を学びませんでした