Day389 歴代誌 第二 22章

エルサレムの住民は、彼の末子アハズヤを彼の代わりに王とした。アラビア人とともに陣営に攻めて来た略奪隊が、年長の子らをすべて殺してしまったからである。こうしてユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった。
新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 歴代誌 第二 22章1節
エルサレムの住民は、ヨラムの最年少の子アハズヤを彼の代わりに王とした。アラブ人と共に陣営に攻め込んできた部隊によって年上のすべての王子が殺されてしまったからである。こうして、ユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 歴代誌下 22章1節


歴代誌 第二 22章では

ユダの王アハズヤ
エルサレムの住民は、
彼の末子アハズヤを彼の代わりに王とした

アラビア人とともに陣営に攻めて来た略奪隊が、
年長の子らをすべて殺してしまったからである
こうしてユダの王ヨラムの子アハズヤが王となった

アハズヤは42歳で王となり、
エルサレムで1年間、王であった
彼の母の名はアタルヤといい、オムリの孫娘であった

彼もまた、アハブの家の道に歩んだ
彼の母が助言者となり、悪を行わせたのである

彼はアハブの家に倣って
主の目に悪であることを行った
父の死後、アハブの家の者が助言者となり、
彼を滅びに至らせたのである

彼はまた、彼らの助言にしたがって、
イスラエルの王アハブの子ヨラムとともに、
アラムの王ハザエルと戦うため、
ラモテ・ギルアデに行った
アラム人は世ウラムを討った

ヨラムは、アラムの王ハザエルと戦っときに
ラマで負った傷を癒すため、イズレエルに帰った
ユダの王ヨラムの子アハズヤは、
アハブの子ヨラムが弱っていたので、
彼を見舞いにイズレエルに下って行った

アハズヤがヨラムのもとに行って滅びたのは、
神から出たことであった

彼はそこに着くと、ヨラムとともに
ニムシの子エフーのところに出て行った
このエフーは、主がアハブの家を建ち滅ぼすために
油を注がれた人であった

エフーはアハブの家にさばきを行い、
アハズヤに仕えていたユダの首長たちと
アハズヤの兄弟の子たちを見つけて、彼らを殺した

彼はアハズヤを捜した
アハズヤは、
サマリアに身を隠していたところを捕らえられた

人々は彼をエフーのもとに引いて来て殺したが、
・これは心を尽くして
 主を求めたヨシャファテの子である
と言って、彼を葬った

こうして、アハズヤの家は王国を治める者を失った

祭司エホヤダとアタルヤ
アハズヤの母アタルヤは、
自分の子が死んだと知ると、
ただちにユダの家に属する王の一族全員を滅ぼした

しかし、王の娘エホシェバは、
殺される王の子たちの中から
アハズヤの子ヨアシュをこっそり連れ出し、
寝具をしまう小部屋にその子とその乳母を入れた
祭司エホヤダの妻でアハズヤの妹である

ヨラム王の娘エホシェバが、
ヨアシュをアタルヤから隠したので、
アタルヤは彼を殺せなかった

ヨアシュはこの人々ともに、
神の宮に6年間、身を隠していた

その間、アタルヤが国を治めていた

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

たった1年のアハズヤの統治後、彼の母アタルヤが
自ら女王となり王位継承権者を殺害したが
彼女の孫のヨアシュは隠されて殺せませんでした

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