Day672 雅歌 1章

 ソロモンの雅歌

 あの方が私に
 口づけしてくださったらよいのに。

 あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、

新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 雅歌 1章1-2節

ソロモンの雅歌。
どうかあの方が、その口のくちづけをもって わたしにくちづけしてくださるように。ぶどう酒にもましてあなたの愛は快く

日本聖書協会『聖書 新共同訳』 雅歌 1章1-2節


雅歌 1章では

 ソロモンの雅歌

 あの方が私に
 口づけしてくださったらよいのに

 あなたの愛は、ぶどう酒にまさって麗しく、
 あなたの香油は香り芳しく、
 あなたの名は、注がれた香油のよう
 そのため、おとめたちはあなたを愛しています
 私を引き寄せてください
 私たちはあなたの後から急いで参ります
 王は私を奥の間に伴われました

 私たちはあなたにあって楽しみ喜び、
 あなたの愛をぶどう酒にまさってほめたたえます
 あなたは心から愛されています

 エルサレムの娘たち
 ケダルの天幕のように、
 ソロモンの幕のように、
 私は黒いけれども美しい
 あなたがたは私を見ないでください
 私は日に焼けて、浅黒いのです
 母の息子たちが私に怒りを燃やし、
 私を彼らのぶどう畑の番人にしたのです
 でも、私は自分のぶどう畑の番はしませんでした
 私のたましいの恋い慕う方
 どうか私に教えてください
 どこで羊を飼っておられるのですか
 昼の間は、どこでそれを休ませるのですか
 なぜ、私はあなたの仲間の羊の群れの傍らで、
 顔覆いをつけた女のようにしていなければ
 ならないのでしょう

 女の中で最も美しいひとよ
 あなたが知らないのなら、
 羊の群れの足跡を追って出て行き、
 羊飼いたちの住まいの傍らで、
 あなたの子やぎを飼いなさい

 わが愛する者よ 私はあなたを
 ファラオの戦車の間にいる雌馬になぞらえよう
 飾り輪のあるあなたの頬は美しい
 宝石の首飾りがかけられたあなたの首も
 私たちは金の飾り輪をあなたのために作ろう
 そこに銀をちりばめて

 王が長椅子に座っておられる間、
 私のナルドは香りを放っていました
 私の愛する方は、私にとって、
 私の乳房の間に宿る没薬の袋
 私の愛する方は、私にとって、
 エン・ゲディのぶどう畑にあるヘンナ樹の花房

 ああ、あなたは美しい わが愛する者よ
 ああ、あなたは美しい あなたの目は鳩

 私の愛する方
 ああ、あなたはなんと美しく、慕わしい方
 私たちの寝床も青々としています
 私たちの家の梁は杉の木、
 私たちの垂木は糸杉

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

ヘブライ語のタイトルは「歌の歌 ソロモンによる」
雅歌は理想的な夫婦愛について詠っていますが
時間順に並んでいないので分かりにくく感じます

#聖書 #雅歌