Day415 ネヘミヤ記 2章
ネヘミヤ記 2章では
ネヘミヤのエルサレム旅行
アルタクセルクセス王の第20年のニサンの月に、
王の前にぶどう酒が出されたとき、
私はぶどう酒を取り、王に差し上げた
それまで、
私は王の前で気持ちが沈んでいたことはなかった
すると、王は私に言った
・病気でもなさそうなに、
なぜ、そのように沈んだ顔をしているのか
・きっと心に悲しみがあるに違いない
私は非常に恐れて、王に言った
・王よ、永遠に生きられますように
・私の先祖の墓がある都が廃墟となり、
その門が火で焼き尽くされているというのに、
どうして沈んだ顔をしないでいられるでしょうか
王は私に言った
・では、何を望んでいるのか
私は天の神に祈ってから、王に答えた
・もしも王が良しとされ、
このしもべにご好意をいただけますなら、
私をユダの地、私の先祖の墓のある都へ遣わして、
それを再建させてください
王は私に言った
王妃もそばに座っていた
・旅はどのくらいかかるのか
・いつ戻って来るのか
王はこれを良しとして、
私を遣わしてくださることになり、私は予定を伝えた
また私は王にこう言った
・もしも王様がよろしければ、
ユダに着くまで私が通行できるように、
ユーフラテス川西方の総督たちへの手紙を
いただけるでしょうか
・そして、宮の城門の梁を置くため、
また、あの都の城壁と私が入る家のために
木材をもらえるように、
王家の園の管理人アサフへの手紙もお願いします
わが神の恵みの御手が私の上にあったので、
王はそれをかなえてくださった
それで私は
ユーフラテス川西方の総督たちのところに行き、
王の手紙を彼らに手渡した
王は、軍の高官たちと騎兵たちを
私とともに送り出してくださった
ホロン人サンバラテと、
アンモン人でその部下のトビヤは、
これを聞いて非常に不機嫌になった
イスラエル人の益を求める者がやって来たからである
こうして私はエルサレムに着いて、
そこに三日間とどまった
ある夜、私は起きて出て行った
ほかに数人の者も一緒であった
しかし私は、私の神がエルサレムのために
させようと私の心に示しておられることを、
だれにも告げなかった
また私自身が乗った動物のほかに、動物はいなかった
私は夜、谷の門を通って竜の泉の方、
糞の門のところに出て行き、
エルサレムの城壁を調べた
それは崩され、その門は火で焼き尽くされていた
さらに、泉の門と王の池の方へ進んで行ったが、
私が乗っていた動物の通れる場所がなかった
夜のうちに流れを上って行って、城壁を調べた
そしてまた引き返し、谷の門を通って戻った
代表者たちは、私がどこへ行っていたか、
また私が何をしていたかを知らなかった
ユダヤ人にも、祭司たちにも、有力者たちにも、
代表者たちにも、そのほか工事をする者たちにも、
その時まで私は何も告げていなかった
私は彼らに言った
・私たちが直面している困難は見てのとおりだ
・エルサレムは廃墟となり、
その門は火で焼き払われたままだ
・さあ、エルサレムの城壁を築き直し、
もうこれ以上、屈辱を受けないようにしよう
そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、
また王が言ったことばを彼らに告げた
すると彼らは
・さあ、再建に取りかかろう
と言って、この良い仕事に着手した
ところが、ホロン人サンバラテと、
アンモン人でその部下のトビヤ、
およびアラブ人ゲシェムは、
これを聞いて私たちを嘲り、蔑んで言った
・おまえたちのしているこのことは何だ
・おまえたちは王に反逆しようとしているのか
私は彼らにことばを返して言った
・天の神ご自身が私たちを成功させてくださる
・それで、そのしもべである私たちは、
再建に取りかかっているのだ
・あなたがたには、
エルサレムのうちに何の取り分も、
権利も、ゆかりもない
ネヘミヤは、夜中に城壁の状態を調査した後で
ユダヤの人たちに、再建計画と王のことばを話し
工事を開始しました