Day677 雅歌 6章

 あなたの愛する方はどこへ行かれたのでしょう。
 女の中で最も美しいひとよ。
 あなたの愛する方はどこへ向かわれたのでしょう。
 私たちも、あなたと一緒に捜しましょう。

新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 雅歌 6章1節

あなたの恋人はどこに行ってしまったの。 だれにもまして美しいおとめよ あなたの恋人はどこに行ってしまったの。 一緒に探してあげましょう。

日本聖書協会『聖書 新共同訳』 雅歌 6章1節


雅歌 6章では

 あなたの愛する方はどこへ行かれたのでしょう
 女の中で最も美しいひとよ
 あなたの愛する方はどこへ向かわれたのでしょう
 私たちも、あなたと一緒に捜しましょう

 私の愛する方は、自分の庭へ、
 香料の花壇へ下って行かれました
 園の中で群れを飼うために、
 ゆりの花を摘むために
 私は、私の愛する方のもの
 私の愛する方は私のもの
 あの方はゆりの花の間で群れを飼っています

 わが愛する者よ
 あなたはティルツァのように美しい
 あなたはエルサレムのように愛らしい
 だが、旗を掲げた軍勢のように恐れられる
 あなたの目を私からそらしておくれ
 それが私を引きつける
 あなたの髪は、ギルアデから下って来る
 やぎの群れのようだ
 歯は、洗い場から上って来た
 雌羊の群れのよう
 それはみな双子で、
 一方を失ったものはそれらの中にはいない
 頬はベールの向こうで、
 ざくろの片割れのようだ
 王妃は六十人、側女は八十人、
 おとめたちは数知れない
 汚れのないひと、私の鳩はただ一人
 彼女は、母にはひとり子、
 産んだ者にはまばゆい存在
 娘たちは彼女を見て、幸いだと言い、
 王妃たち、側女たちも見て、彼女をほめた
 「このひとはだれでしょう
  暁のように見下ろし、
  月のように美しく、
  太陽のように明るく、
  旗を掲げた軍勢のように恐ろしい」

 私はくるみの木の庭へ下って行きました
 谷の新緑を見るために
 ぶどうの木が芽を出したか、
 ざくろの花が咲いたかを見るために
 気づいたら、
 私は民の高貴な人の車に乗せられていました

 帰りなさい、帰りなさい シュラムの女よ
 帰りなさい、帰りなさい
 私たちがあなたを見ることができるように

 どうしてあなたがたはシュラムの女を見るのか
 二つの陣の舞のように

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

ソロモンは美しい言葉でシュラムの女をたたえるが
彼女は宮廷での生活にストレスを感じ
くるみの木の庭に散歩に出かけました

#聖書 #雅歌