Day679 雅歌 8章

 ああ、もし、あなたが私の母の乳房を吸った
 私の兄弟のようであったなら、
 私が外であなたに会って
 あなたに口づけしても、
 だれも私を蔑まないでしょうに。

新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 雅歌 8章1節

あなたが、わたしの母の乳房を吸った 本当の兄だと思う人なら わたしをとがめたりはしないでしょう 外であなたにお会いして くちづけするわたしを見ても。

日本聖書協会『聖書 新共同訳』 雅歌 8章1節


雅歌 8章では

 ああ、もし、あなたが私の母の乳房を吸った
 私の兄弟のようであったなら、
 私が外であなたに会って
 あなたに口づけしても、
 だれも私を蔑まないでしょうに
 私はあなたを導いて、
 私を育ててくれた私の母の家にお連れして、
 香料を混ぜたぶどう酒、ざくろの果汁を
 あなたに飲ませて差し上げましょう
 ああ、あの方の左の腕が私の頭の下にあって、
 右の腕が私を抱いてくださるとよいのに

 エルサレムの娘たち
 私はあなたがたにお願いします
 揺り起こしたり、かき立てたりしないでください
 愛がそうしたいと思うときまでは

 自分の愛する方に寄りかかって、
 荒野から上って来る女の人はだれでしょう

 私はりんごの木の下であなたの目を覚まさせた
 そこは、あなたの母があなたのために
 産みの苦しみをした所
 そこは、あなたを産んだ人が産みの苦しみをした所

 封印のように、私をあなたの胸に、
 封印のように、あなたの腕に押印してください
 愛は死のように強く、
 ねたみはよみのように激しいからです
 その炎は火の炎、すさまじい炎です
 大水もその愛を
 消すことができません
 奔流もそれを押し流すことができません
 もし、人が愛を得ようとして
 自分の財産をことごとく与えたなら、
 その人はただの蔑みを受けるだけです

 私たちの妹は若く、乳房もない
 私たちの妹に縁談のある日には、
 彼女のために何をしてあげようか
 もし彼女が城壁だったら、
 その上に銀の胸壁を建ててあげよう
 彼女が戸だったら、
 杉の板でおおってあげよう

 私は城壁、私の乳房はやぐらのよう
 そのために、私はあの方の目には
 平安をもたらす者のようになりました

 ソロモンにはバアル・ハモンにぶどう畑があって、
 そのぶどう畑を、守る者たちに任せていた
 それぞれは、そのぶどうの実に代えて
 銀千枚を納めることになっていた
 私が持っているぶどう畑が私の前にある
 ソロモンよ あなたには銀千枚、
 その実を守る者には銀二百枚
 庭の中に住む仲間たちは、
 あなたの声に耳を傾けている
 私にそれを聞かせておくれ

 私の愛する方よ、急いでください
 かもしかのように、
 若い鹿のようになって、
 香料の山々へと

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

ソロモンとシュラムの女はガリラヤへ向かいました
彼女は彼女の妹の良い手本となっています

#聖書 #雅歌