Day413 エズラ記 10章

エズラが神の宮の前でひれ伏して、涙ながらに祈り告白しているとき、男や女や子どもの大会衆がイスラエルのうちから彼のところに集まって来た。民は涙を流して激しく泣いた。
新日本聖書刊行会『聖書 新改訳2017』 エズラ記 10章1節
エズラは神殿の前で祈り、涙ながらに罪を告白し、身を伏せていた。イスラエル人が彼のもとに集まり、男、女、子供から成る非常に大きな会衆ができた。この人々も激しく泣いていた。
日本聖書協会『聖書 新共同訳』 エズラ記 10章1節


エズラ記 10章では

異民族の妻子との絶縁
エズラが神の宮の前でひれ伏して、
涙ながらに祈り告白しているとき、
男や女や子どもの大会衆が
イスラエルのうちから彼のところに集まって来た
民は涙を流して激しく泣いた

そのとき、エラムの子孫の1人
エヒエルの子シェカンヤが、エズラに言った
・私たちは、自分たちの神の信頼を裏切り、
 この地の民である異国人の女を妻にしました
・しかし、このことについて
 イスラエルには今なお望みがあります
・今、私たちは自分たちの神と契約を結び、
 主の勧告と、私たちの神の命令を
 恐れかしこむ人々の勧告にしたがって、
 これらの妻たちと、
 その子どもたちをみな追い出しましょう
・律法にしたがってこれを行いましょう
・立ち上がってください
・このことはあなたの肩にかかっています
・私たちはあなたに協力します
・勇気を出して、実行してください

エズラは立ち上がり、
祭司、レビ人、全イスラエルの長たちに、
この提案を実行するよう誓わせた
すると彼らは誓った

エズラは神の宮の前を去って、
エルヤシブの子ヨハナンの部屋に行った
そこに行って、パンも食べず、水も飲まずにいた
捕囚から帰って来た人々の不信の罪を
嘆き悲しんだのである

そして、通達がユダとエルサレムに出された
それは、捕囚から帰って来た者はみな
エルサレムに集合するように、というものであり、
また、3日のうちに来ない者はみな、
指導者たちや長老たちの決定にしたがって
その全財産を聖絶され、さらにその人は、
捕囚から帰って来た人々の会衆から除名される、
としていた

ユダとベニヤミンの男はみな、
3日のうちにエルサレムに集まって来た
それは第9の月の20日であった

こうして、すべての民は神の宮の前の広場に座り、
この件で、また大雨のために震えていた
祭司エズラは立ち上がって、彼らに言った
・あなたがたは神の信頼を裏切った
・異国人の女を妻にし、
 イスラエルの罪過を増し加えた
・だから今、あなたがたの父祖の神、主に告白して、
 そのみむねにかなったことをしなさい
・この地の民、異国人の女たちから離れなさい

全会衆は大声をあげて答えた
・必ずあなたの言われたとおりにします
・しかし、民は大勢いて、大雨の時期ですから、
 私たちは外に立っていることができません
・しかも、これは1日や2日の仕事でもありません
・私たちはこのことで大いに背いてきたのですから
・全会衆を代表して私たちの指導者たちに、
 ここにとどまっていただきたい
・そして、私たちの町で
 異国人の女を妻にした者はみな、定められた時に、
 それぞれの町の長老たち、さばき人たちと一緒に
 出頭するようにしていただきたい
・そうすれば、
 このことについての私たちの神の燃える怒りは、
 私たちから去るでしょう

アサエルの子ヨナタンと
ティクワの子ヤフゼヤだけはこれに反対し、
メシュラムとレビ人シャベタイの支持を得たが、
捕囚から帰って来た人々は、その提案どおりにした

祭司エズラは、彼らの一族のそれぞれのために、
かしらの者たちを、みな名指しで選り分けた

こうして、彼らはこの件を調べるために
第10の月の1日に検討を始め、
第1の月の1日までに、
異国人の女を妻にした男たちについて、
みな調べ終えた

祭司の子らのうちで
異国人の女を妻にした者が分かった

エホツァダクの子ヨシュアの息子たちと、
その兄弟たちのうちのマアセヤ、エリエゼル、
ヤリブ、ゲダルヤであった

彼らはその妻を離縁すると誓い、
自分たちの罪過のために、
雄羊一匹を代償のささげ物として献げた

イメル族のうちでは、ハナニとゼバデヤ
ハリム族のうちでは、
マアセヤ、エリヤ、シェマヤ、エヒエル、ウジヤ
パシュフル族のうちでは、
エルヨエナイ、マアセヤ、イシュマエル、
ネタンエル、エホザバデ、エルアサ

レビ人のうちでは、
エホザバデ、シムイ、ケラヤ
すなわちケリタ、ペタフヤ、ユダ、エリエゼル
歌い手のうちでは、エルヤシブ
門衛のうちでは、シャルム、テレム、ウリ

一般のイスラエル人のうち、
パルオシュ族のうちでは、ラムヤ、イジヤ、
マルキヤ、ミヤミン、エルアザル、マルキヤ、ベナヤ
エラム族のうちでは、
マタンヤ、ゼカリヤ、エヒエル、
アブディ、エレモテ、エリヤ
ザト族のうちでは、
エルヨエナイ、エルヤシブ、マタンヤ、
エレモテ、ザバデ、アジザ
ベバイ族のうちでは、
ヨハナン、ハナンヤ、ザバイ、アテライ
バニ族のうちでは、
メシュラム、マルク、アダヤ、ヤシュブ、
シェアル、ラモテ
パハテ・モアブ族のうちでは、
アデナ、ケラル、ベナヤ、マアセヤ、
マタンヤ、ベツァルエル、ビヌイ、マナセ
ハリム族のうちでは、
エリエゼル、イシヤ、マルキヤ、シェマヤ、
シメオン、ベニヤミン、マルク、シェマルヤ
ハシュム族のうちでは、
マテナイ、マタタ、ザバデ、エリフェレテ、
エレマイ、マナセ、シムイ
バニ族のうちでは、
マアダイ、アムラム、ウエル、
ベナヤ、ベデヤ、ケルフ、
ワンヤ、メレモテ、エルヤシブ、
マタンヤ、マテナイ、ヤアサイ
バニ、ビヌイ、シムイ、
シェレムヤ、ナタン、アダヤ、
マクナデバイ、シャシャイ、シャライ、
アザルエル、シェレムヤ、シェマルヤ、
シャルム、アマルヤ、ヨセフ
ネボ族のうちでは、
エイエル、マティテヤ、ザバデ、ゼビナ、
ヤダイ、ヨエル、ベナヤ

これらの者はみな、異国人の女を妻にした者であった
彼らの妻たちの中には、すでに子を産んだ者もいた

※文中の表記は『聖書 新改訳2017』を使用しています

エズラは、雑婚の罪を犯した者たちに
異国人の妻と離別するように命じました

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