『鹿の王 水底の橋』-4

2021年4月5日

読み終わりが近い。もう100ページていど。話が盛り上がっていたけど、夕飯を食べるため読みさした。
明日には読み終わりたいなぁ、と思った。けれどだいたい、読み終わりたいなぁ、と思ってもなかなか読まないし、いつもまだ時間がかかる。

こないだ、『鹿の王』本編のアニメ映画が今年9月に公開されるというニュースを読んだときは嬉しかった。昨年夏に公開される予定として制作されていたのが、延期とのみ発表があった後だいぶたっているので、もしかしたらお蔵入りかも、と一人がっかりしていたから素直に嬉しい。
上橋菜穂子ファンとして、(だいぶ)ほっとした。
文の色気には深く惹かれるけど、その文がどんな景色や音の風景となって動くのか、見てみたい。

楽しみが一つできたぞ。

いい知らせはいつも風のように来る。風に触れてやっと喜ぶ。今回もそんな知らせだった。本の読み終わりも風のようだけど、吹かれると寂しい風なので、懐かしさのある風だと思う。

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