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詩55 夢



歩を辿る歩がある 歩のとなり
歩を辿ると見へる歩が
歩のうへへ歩を
愛しげに かなしげと言はうか
何か
こころ思ひ起こさせるやう
情のあり さも情を
自づから問ひ返してゐる足取りで
歩くと見へるひとの
雨のうち 愛しげに
歩のうへへ歩を辿り歩ひてゐた
そのやうに歩へ
歩を添へるとも見へたのは
雨のまぼろしする時の
かやうに今といふ今らしひ
こゑのとなりへ発つこゑの
こゑからこゑへ耳を傾けつつその胸へ
何も思はずに歩に歩を畳む私のゐた為だらう

/小倉信夫

   (2022年12月6日のツイートより引用)

Twitter @hapitum 2022/12/6

 こないだ文フリ東京があり、出た感じ、次はどうしようかと考えるまま、今に至っています。周囲の人にはまた出たいとも、もう出ないとも言ってみたりして、しかし本人の気持ちとしては出たいようなもう終わりにしようかという複雑な感情もあり、悩むまま日を送っているところです。

 それが、先だって誕生日があり、それは文フリ東京より少し経ってからだったのですが、そのときふと何もないからということで、両親からわづかに懐をいただくことがあったのもあって、それを元出に、とまた浅ましい考えを起こしてきているところです。

 折しも実家でコロナ罹患者が出たので、いただいた分の何割かは返したのですが、まだ幾らかある分から、来年の文フリ東京の出店料などを捻出しようかと色気を起こし始めていて、この頃の金欠に輪をかけて火の車の家のことを、私はどうも差し置いてしまいます。

 ポイ活などを熱心にしているのですが、それも限界があるので迷っており、今の気持ちとしては出店するほうに傾きつつ、年明けに決めるかなぁ、と考えています。

 しかし年の瀬や年明けには入り用のことが多く、さらに差し引いていくと幾ら残るかもわかりませんが、どうも出たいという気持ちがあって、それは背中を押された気がしたのかも知れません。また、この頃決まった仕事があり、それも心を押している気がします。

 ポイ活は、順調と言えば順調です。もう少し利用するWebサイトを整理しようかと思っていますが、少しずつ自分に合ったポイ活サイトへの依存度を高めている気がします。近ごろは株をやってみようかなどと考えてもいて、危ない方へと踏み出しているような、しかしもう少し何かしてみなくてはと思っているような、そんな感じです。

 来年は出せたら新刊を出したいなぁ、という希望もあり、そうして出したいと言いながら、もう何年か経っているので本当に出せるかはわかりませんが、ぶつくさ言いながら編集なども始めておらず、しかし文フリ会場の椅子に座りながら、通りがかる人を眺めているのも楽しいので、出ない出ないと言いつつ、また出そうな気がしています。

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