見出し画像

池袋店 古本市

本日は、池袋店で行った古本市イベントのご報告をしたいと思います。

池袋店は、年明けの取り壊しが決まっている、ノスタルジックな元食堂。この雰囲気を活かして何かイベントはできないか、と考えて企画されたのがこの古本市でした。

古本市といっても、実際は本の交換会のようなイメージ。大学生の私が友人に呼びかけ、学生を集めたパーティーになりました。

今回、この会を企画するにあたって、意識したのは、森見登美彦氏の小説「夜は短し歩けよ乙女🍎」のイメージでした。映画化もされて話題になりましたね。私も大好きな作品です。
(偽)電気ブラン🥃、赤玉ポートワイン🍷、古本市📚、作品に出てくるキーワードを散りばめて…「こうして出会えたのも何かのご縁。」とばかりに、池袋の赤いひさしの食堂で、賑やかで風流な夜を過ごすことができました。足を運んでくださったみなさんに、これからもご多幸がございますように。「なむなむ!」

漫画から心理テスト、グルメ雑誌まで。幅広い本たちが集まりました。

絵本も集まったのが今回面白かったポイントのひとつ。人気の絵本作家、ヨシタケシンスケさんの本はみなさん注目されてました。昨日の情熱大陸にも出演されてましたね。私もみなさんが絶賛するのでつい見てしまいました。大人も夢中にする絵本の魅力。今後掘り下げたいテーマのひとつになりました。私は「かいじゅうたちのいるところ」をいただいて帰りました。

もちろん小説や一般書もございます。オーナーさんの道灌さんの本は上段です。難解な本ではありますが、「弓と禅」「茶湯一会集・閑夜茶話」が持ち帰られました。「弓と禅」はわたしも道灌さんに貸していただきましたが、とても詳細に丁寧に、精神の波を乗りこなす、というよりむしろそれを超越してゆく、心のありさまを描き出しています。うまく説明することはできませんが、要するにそれが「禅」ということなのでしょう…。日本人の私でも要約に苦労するような内容を、ドイツ人であるオイゲン・ヘリゲル氏が書いたと思うと、圧巻です。
ぜひお勧めの一冊です。

ご用意した電気ブランと赤玉ポートワイン。
おつまみはミョウガとブロッコリーの茎のぬか漬け。大塚店の向かいにある八百屋さんのお母さんが漬けてくれたものです。

今回の目玉は、秋の味覚、さんま🍁

大分のかぼすを絞っていただきます🙏🏻

それを、ほかほかの土鍋ご飯と共に🍚

ほかほかの豚汁もご用意いたしました。

多くの皆さんが集まってくださって、楽しい会になりました。

趣たっぷりの店内で、手作りの料理に舌鼓を打ちつつ、本の話をする、文化的な夜でした。

年明けの取り壊しまで、時間も残り少ないですが、ぜひこちらのスペースを使ってみなさんもイベントを開催してみて下さいね!

詳しい情報は
https://www.spacemarket.com/spaces/hapikichiikebukuro/rooms/Px4mo06jjgPGX7kI

お問い合わせ ご予約はLINE@がお得です💚
line://ti/p/@rdp3631s