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悔しさも全部抱きしめて

こんにちは。気まぐれ投稿なのでお久しぶりですね。

先日ですね、2年間活動してきた軽音学部を引退しました。
今日はそのことを少し書こうと思います。


前も少し書いたんですよね。バンドのことは笑

メンバーには見られたくないなぁ、、、

2年前、高校の部活はどこにしようかと迷ってた私に声をかけてくれた友達がいて、そのまま入部しました。元々ギターをやってたのでそのままギターやりたい!って思ってたら、人数調整でベースになりました笑。


ここから、私の不遇部活生活が幕を上げます。


最初に組んだバンドは半年で解散。正直今でもなんでかわからないです。私の知らない間に意見の食い違いが起こって解散になりました。
そこから行き場を失った約1カ月間は本当に長く感じました。軽音を辞めることまで考えてましたし、でもどこかで悔しい思いがあって辞められなかったんです。

そして救済されて私はボーカルになります。元々歌は苦手でした。でも挑戦してみたくて、カラオケに通う日々が始まりましたね。褒められると伸びるタイプなので、爆速で上手くなりました笑。


今のバンドになってからは本当に楽しい日々を過ごしていました。

地元のライブハウスに出演したり、通ったり…
組んでなかったら出会わなかったであろう人と出会うことができました。

初めてのライブとかは足ガクガクだったし、緊張しかしてなくて、間違えまくってました。いつからかそれが楽しいという感情に変わっていったんですよね。

元々音楽が大好きだったので、色んな方のライブを見たり、行ったりしてました。でもまさか自分がライブをする側になるなんて本当に思ってもいなかったことです。ライブで見る景色が綺麗で、また見たいっていう思いでここまで来ました。一生忘れない思い出がたくさんできました。

そんなキラキラしたことも経験しましたがそれだけじゃないんですよね。
部長も実はやっていて、それは部を良くしたくて立候補したんです。でもたくさん色んなことを言われました。運営の仕方が悪いとか、文句とか…
理由もわからない言葉もたくさん言われました。
正直辞めたいって思った瞬間がたくさんあります。解散も、心無い言葉も想定外ですからね。同時期に体調を崩しがちになった私は毎日ギリギリで生きていました。

続けようと思えたのはバンドメンバーがいたからかもしれないです。
いつでも楽しくて、ここで辞めたらもったいないなって思うくらいの青春を一緒に見てきたから絶対最後までやり抜きたかったんです。

学校をやめても出演を許可してくれたメンバー。
何回も練習に付き合ってくれたメンバー。
すごい支えられて今があるなと思います。


最後のライブの日。
始まる前に円陣組んだんです。こんなことしたの初めてで、でもめちゃくちゃに青春を感じたし、この時間がずっと続けばいいのにって何度も思いました。あんまり上手い言葉でまとめたくないけど、宝箱の中みたいにキラキラしてました。過去一の盛り上がりでライブを終えられました。

私自身、高校生活でいい思い出の方が少ないです。
軽音で活動した時間も全てがいい思い出かと聞かれたらそうじゃないです。
でも、一生大切にしたい景色と思い出ができました。
このメンバーと巡り会えて本当によかったです。

最後も私たちのバンドだけ動画が残されてなかったり、ハプニングが起きたり、本当に悔しい思いも強く残ってます。

そんなことも含めて笑い合える日々が来てほしいですね。


大学でも多分音楽活動すると思います。

そのときは楽しい思い出だけを作りたいですね。


まずは大学に合格しないとですね、、、笑

こないだ予備校の現代文の授業で素敵な言葉を聞いたんです。とある話の途中で、THE BLUE HEARTSのボーカル甲本ヒロトさんの言葉から引用されたみたいなんですけど。最近の人たちは、「売れたいとか有名になりたいとか、金持ちになりたい」とかで音楽やる。けど、そうじゃなくてバンドに憧れて、バンドすることが夢でそういう目的のやつが1番熱く音楽を届けられるんだと。だからそれじゃなきゃ叶えられない夢を持って欲しい、そんなことを言ってました。

ライブ直後だったこともありますけど、それを聞いて感動してしまったんです。
正直、めちゃくちゃ良い音楽をやる人達っていっぱいいるんです。だから私には何も秀でてるものもないし、ダメだなって思うこともありますけど、熱量だけは誰にも負けないつもりです。

私がなんでここまで続けられたかって好きでやりたくて、夢を叶えたかったからだなって改めて感じました。夢を追い続ける人でありたいです。


悔しさで満ち溢れた毎日だったように思っていましたが、案外輝いてたなと今なら思えます。
全部全部抱きしめて、次に進みたいです。

人生で大切な時間を過ごした気がしています。
本当に宝物のような時間でした。
私の青春のすべてです。大好きです。

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