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穴場の絶景を楽しめる『高御位山(播磨富士)』


 note クリエーターの花やんです。土日限定配信の『地元地域発信マガジン』をお送りします。

今回は地元の魅力を紹介したいと思います。全編無料でお送りします。


地元の穴場、高御位山の魅力

低山の魅力


 今回ご紹介するのは、地元の名峰である「高御位山」、またの名を「播磨富士」と呼ばれる山です。

加古川市西部と高砂市北部にまたがる、高御位連山系(別名、播磨アルプス)の最高峰で、標高は304mほどで、山としては低いです。

実は、加古川市は西部に丘陵地帯(100~300m)が広がっており、高御位連山系もその中の一つなのです。

では、低い山を取り上げる理由について疑問に思う方もいるかもしれません。しかし、私は低山こそ意外な穴場であると考えています。

一般的には、山と言えば、本家富士山をはじめとする3000m~2000m級の山をイメージする方が多いですが、今回ご紹介する高御位山をはじめとした低山も、高山に負けず劣らずの魅力があります。

話を高御位山に戻します。この山は先ほど言った通り、304mほどの低山ですが、「播磨富士」と呼ばれるほど、そのフォルムが美しいことでも有名です。

見る角度によっては、本家富士山のような姿にも見えることから、その名がついたと言われています。

初心者にもおすすめの登山ルート


 私はつい先日、20年ぶりに高御位山に登ってきました。午前中までにその日の配信分の記事を仕上げてから、自転車で向かいました。

高御位山には、初心者から上級者まで楽しめるように、複数の登山道(コース)があります。

私はその中でも初心者向けの成井・辻登山口(加古川市志方町)から登りました。

こちらのルートは階段がメインとなっており、初心者でも気軽に上ることができます。

当日は晴天で、少し汗ばむような気候でした。山に登り始めてみると、本当に心地よかったです。

新緑の季節ということもあり、落ち着く感じがしました。

ただ、途中から心拍数が上がり始め、急激に疲れが現れました。久しぶりの登山だったので、それが原因かもしれません。

しかし、登り続けるうちに周りの景色も大きく変化していきます。低い山ですが、上がれば上がるほど景色が美しく輝いて見えます。

山頂に近づくと、残り200mの看板が見え、本当に限界に達しました。その時、体調はもう限界で、心拍数も150に達していました。

しかし、最後の力を振り絞って、山頂に到達しました。山頂には高御位神社があります。神社の南側にある岩を登ると山頂になります。

山頂からの絶景

 そこからの景色は、絶景としか表現できません。

当日は多くの登山客がいました。この絶景に心が動かされ、これまでの疲れが吹き飛ぶほどでした。

高砂・加古川市を中心に西は姫路市(家島)、東は明石市&神戸市西区・垂水区、そして南側は淡路島&香川県小豆島を見渡すことができ、本当に播磨の名峰にふさわしい風景を楽しめます。

当日はコーヒーを持っていけばよかったと後悔しました。絶景を見ながらコーヒーを飲むことは、最高の贅沢です。登山コーヒーの醍醐味だと思います。

山頂に一定時間滞在した後、下山しましたが、この経験は私にとって貴重なものとなりました。

地元の名峰でありながら、長い間登っていなかったので、今回登れて本当に良かったと思います。

今後も運動として、山登りを楽しみたいと思います。

高御位山の整備を通じた加古川・高砂の魅力向上

高御位山の観光資源化と再整備


 私は、高御位山が極上の絶景を提供していることから、加古川の魅力向上において重要な役割を果たすと考えました。

同様に、加古川の西隣にある高砂の魅力向上にも、重要な役割を担っていると思います。

以前から配信している通り、加古川は民間、特に若い世代を中心に、魅力的な街に変わる活動が盛んに行われています。

私自身も、今後この活動に関わっていけたらと考えています。

高御位山をもっと観光の核として、民間主体で適切に整備することで、更なる観光資源となると思っています。

ただし、無計画な整備は避けなければなりません。

高御位山のほとんどは国有林であり、地元の方々が保存活動を大切にされています。そのような方々の思いを踏みにじることはできません。

地元の方々を巻き込み、若者を主体にして、既存のルートを再整備し、安全に楽しめるようにする必要があります。

私が今回登ったルートには、意外にも危険な個所がいくつかありました。特に雨上がりなどでは滑落する恐れがあり、思わぬ事故につながる可能性を感じました。

そのような場所を、自然と調和した形で再整備することが非常に重要です。調和した形で作られたルートは、子供から高齢者までが利用できるものとなります。

また、中級から上級者向けのルートも、自然との調和を前提に再整備する必要があると考えます。

私自身はそのようなルートを登ったことがありませんが、きちんと再整備が行われれば、全国の登山愛好家、特に中級から上級者の方々が訪れてくれると思います。

拠点施設との連携、地元お店との交流促進


 この整備には、若者や地元の方が主体となり、加古川市や高砂市、そして観光協会の後方支援を受けながら実施する必要があります。

また、登山ルートの再整備を進めながら、加古川市や高砂市の魅力向上のための拠点施設(例えば、NO THE HILL)と連携して、子供や若者に新しい登山体験を提供する企画を考えることも良いでしょう。

さらに、登山客が訪れた際に、最先端の決済サービス(例えば、Pay Pay)を活用して、地元の新しいお店と連携することも可能です。

限定の割引サービスや商品を提供することで、地元のお店と登山客の交流を促すこともできます。

適切な服装の重要性:高御位山登山における問題と対策

 
 久しぶりに高御位山に登って感じたことがあります。それは、他の登山客の服装についてです。

登山向きの服装やスポーツウェアを着用している人もいましたが、明らかに登山に適さない服装や靴を着用している人もいました。

高御位山は低山で気軽に登れる山ですが、安全な登山にとって適切な服装は重要です。

この問題は、日本最高峰の富士山でも大きな問題になっています。アウトドア全般にはそれぞれに適した服装がありますが、これを守っていない人が増えてきています。

アウトドア全般のブームによって、気軽に始める人が増えたことも原因と考えられます。

したがって、高御位山の登山において、適切な服装について周知徹底や安全マニュアルの作成が必要だと思います。

また、この取り組みをSNSなどで発信することで、山の魅力向上だけでなく、加古川・高砂市の魅力向上にもつながると考えられます。

最後に


 今回は、地元の名峰である『高御位山(播磨富士)』についてお話ししました。

その絶景は本当に素晴らしく、加古川・高砂の魅力向上に大きく貢献することを、私自身も感じました。

また、低山でも穴場スポットであることを再確認しました。


最後までご覧いただきましてありがとうございました。この記事への『スキ』と『フォロー』をお願いします。次回の記事をお楽しみに、noteクリエーターの花やんでした。

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