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Chat GPT反対派の誤解に危険性!

 Noteクリエーターの花やんです。今回は『Chat GPT反対派の誤解に危険性!』についてお送りします。
 


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背景と発言内容

佐藤ママの発言が大炎上


 さて、最近教育ママとして知られる「佐藤ママ」が大炎上しています。きっかけは、私も会員となっている経済メディアNewsピックス内の番組での発言です。
 
この番組は、古坂大魔王さんと奥井さんがMCを務める「update」という番組で、現在は奥井さんの代理としてNewsピックスの取締役の方が務めています。
 
 私がアーカイブで見た時のテーマは、最近私が活用しているChat GPTと教育でした。この時は、私が尊敬する慶応義塾大学医学部教授の宮田裕章先生や、慶應義塾大学総合政策学部教授で教育経済学者の中室牧子先生、そしてアメリカで人工知能関連の企業のCEOである大柴行人さんが出演されていました。
 
この際、同時に参加していたのが「佐藤ママ」でした。彼女は、独自の教育法で息子さんを東大理Ⅲに導いたカリスマ教育者であるとされています。個人的には共感はしていませんが、ここでは関係ありません。
 
さて、佐藤ママがどのような発言をしたか簡単に説明します。彼女は、「Chat GPTは危険なので12歳までは完全隔離をするべきだ」と主張し、またタブレットなども捨てるべきだとも述べました。

Chat GPT教育導入の是非で立場が分かれる


 一昔前なら共感を得られたかもしれませんが、現在のChat GPTの進化を考えると、この発言は炎上しても仕方がないと思っています。
 
また、番組内で明確にChat GPTを目の敵にしていたのは佐藤ママだけで、宮田先生や中室先生、そして大柴さんは、「Chat GPTは味方せざる得ない・味方にするべき」という立場でした。
 
そのため、佐藤ママは完全にアウェー状態になっていました。個人的にはアーカイブで視聴していて、佐藤ママの意見には全く共感できませんでした。
 
 私は、すでに配信した記事『Chat GPT教育現場での導入反対について思うこと』・『Chat GPTに大学教育が混乱⁉』において、Chat GPTについては積極的に教育に導入すべきだと主張しています。

その立場からすると、佐藤ママの考えは全くナンセンスだと言わざるを得ません。佐藤ママの教育法から見ると、Chat GPTは邪魔な存在になるでしょう。

「日本の教育・受験システムは時代遅れ」という考え


 そもそも私は、昭和からの日本の教育・受験システムが時代遅れだと考えています。自分自身も過去を振り返ると、この無駄な教育システムに振り回されてきました。
 
偏差値至上主義や知識詰め込み式の根本は一切変わっていないと思っています。学校でよい点数を取ること、高学歴であることが、データや実際の活躍している人から明らかに反比例することが分かっています。
 
それにもかかわらず、学校教育や塾・予備校では前時代的な教育が行われており、本屋さんやネットでは、依然として勉強法に関する本が売れています。勉強法の本のほとんどは、非科学的で著者の経験に基づく内容であり、それが依然として売れているのは不思議なことです。
 
佐藤ママもその一人ですが、私は彼女の教育法についてはあまり知りませんが、彼女の教育法の本は非常に売れているそうです。それだけ彼女を支持する親御さんがいるということでしょう。

Chat GPTを敵視する教育者たち

Chat GPTを敵視する教育者の問題点


 さて、佐藤ママがChat GPTに対する誤解を持っていることは、危険と言わざるを得ません。特に、今後の社会において最低限必要なスキルであるChat GPTを、子供たちに使わせないことはおかしいと思います。
 
佐藤ママに限らず、改革派教育学者の方を除く大多数の「頭の悪い教育者」はChat GPTを敵視しています。Chat GPTを使うことで思考力や想像力が低下すると批判しているのです。
 
このことは、私の『Chat GPTに大学教育が混乱⁉』という記事でも同様の内容を触れています。
 
 繰り返しになりますが、以前から言い続けている通り、Chat GPTは最低限のスキルになります。そして、それを若いうちから使いこなすことができる人とそうでない人では、大人になってからかなりの差が出ると思っています。
 
収入としても如実に表れるでしょう。Chat GPTをはじめとした人工知能を体の一部のように使いこなせる人と、まったくそうでない人で人生が天と地の差になるでしょう。

人工知能を使えるようになることの必要性と将来性


 佐藤ママは、そのことを認識できていないのではないでしょうか?また、これだけグローバル化が進んで、人工知能の競争も激化している中で、子供たちが人工知能を使えるようになることは、将来優秀な人材に育つ可能性が高まります。
 
もはや人工知能抜きで社会を生き抜くことは不可能です。以前から言い続けている通り、これから人工知能が社会基盤となっていきます。その時代に、人工知能から子供を隔離することはほぼ不可能だと言っていいでしょう。
 
 あらゆるデジタルから隔離してアナログ生活を送るには、山の中で仙人状態にならない限り難しいでしょう。しかし、そんな生活を子供たちに望む親がいるでしょうか?論理的に考えていないと思います。
 
ましてや、そのようなことをすると、社会から非難を浴びることになるでしょう。現実的でないことを主張するのは、いささかどうかと思います。出てきた最先端技術を使わせないことこそ虐待と同等だと言っていいでしょう。

※注目:本記事の続きは『フィーチャーテックサークル』でお楽しみいただけます。共にテクノロジーの未来を探求しましょう。詳細・参加はこちら:


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