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なんてことのない毎日を彩るささやかな言葉たち

また今日がやってきた。そうやって意識的に毎日を迎えることは珍しいかもしれないが、実際そうやって日々を過ごしている。少なくともここ最近は。

それなりに仕事をこなして、それなりに週末を楽しんで、それなりに明日を迎えて。

私ってこんなだったけな、って思うくらいに日々何となく過ごしている。

こういうご時世だからこそ、そこまで行動できないし人と会うこともできないし「刺激的」と思えることで生活を満たせていない。だからこそ自分の世界を広げることもできないし、新しい出会いと巡り合うこともない。

でも、それってただの言い訳。こんな時代だからこそ、自分と向き合って色んなこと妄想できるし、自分の人生の歩み方とか社会的生活での価値創造の仕方とか整理できてむしろ毎日は煌めいて見えるかもしれない。

結局は今この瞬間、自分が自分から逃げているだけなんだよな、って。

だからこそ、私は書きたいし書かないといけないと思う。自分の輪郭をはっきりさせるために。

どんなに書いてもなんて事のない毎日は、なんて事のないままかもしれない。でも、将来の自分が見たときに『クスっと笑える小ネタ』としてこんな今は昇華されるかもしれない。

そう想うと今書くことが、「彩」の片々を散りばめて先につながる道を作っているかのように思える。

気休めかもしれない。でもそんなことで自分のなんて事のない毎日は、彩で彩られてささやかな幸せで埋め尽くされているかのように思えるんだ。

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