「根暗が体育会系の職場に転生した話」を書くかもしれない話
いま、マウスウォッシュを口に含んでいる。
グジュグジュとうがいをしながら、この文章を書いている。
ちゃちゃっと済ませようと思う。
何がいいたいかというと、もうすぐ就職するのだ。
いや、いままでも働いていたにはいたのだが。
家業だったので「社会に出ていた」という感覚がない。
ずっと家にいる感じ。
私を知らない人のために説明しておくと、私はめちゃくちゃ暗い。
そして、基本的にやる気がない。
今度就職するところの求人をみたらこう書いてあった。
「明るくて責任感のある方を募集しています!」
逆逆。なんで採用してくれたのだろう。
でも「社会に出る」のが久しぶりなので、ちょっと楽しみでもある。
どんな人がいるんだろう。なにを感じるんだろう。
取材感覚で働いてみようかと思う。
何がいいたいかというと、マガジンをはじめようかと思う。
「根暗が体育会系の職場に転生した話」とか、そういうタイトルになるのかな。
とりあえず、このマウスウォッシュを吐き出してこよう。
息子がグレて「こんな家、出てってやるよババァ」と言ったあと、「何言ってもいいが大学にだけは行っておけ」と送り出し、旅立つその日に「これ持っていけ」と渡します。