大人になると足が重たくなるね


あるセミナーに参加して、感じたこと。


大人になればなるほど、挑戦することが難しいと感じるのはなぜだろう。

高校生の頃は、いとも簡単に踏み出せていた一歩。

今踏み出すことができないのは、なぜだろう。


大人になればなるほど、ずる賢くなっていく。

これまでの経験が蓄積されているから、

「これをしたらこうなってきっとこうなって、こうなって、こうなるだろう、、、」みたいに、

起こってもいないことでも、色々と賢く想像できるようになる。

メリットやデメリットを無駄に考えたり、リスクを回避しようとしたり。

でもその想像は、ただの想像でしかなくて。過去の経験から推定されたものでしかない。

だから、新しい発見は、なかなか生まれてこない。

私は、大人になってしまったそんな自分を、少しだけ変えてみたいと思った。


自分を変えるために、自分の環境を変えてみる。

これって、結構大切なことなのかも知れない、と思う。

自分の今の価値観は、今自分の周りの人たちが持っている価値観に大きく左右されるとわたしは思う。

もちろん、人としての本質的な部分は変わらないと思うが、表面的な価値観というものは、簡単に多数派の方に寄せられてしまう(わたしの場合はそう)。

ネガティブな思考だったり、ポジティブな思考だったり。自分今、どの集団に属しているかによって、自分の心境は大きく変わるもの。

私は、環境が変わったこの一年で、自分の思考が比較的ネガティブ、安定志向、消極的に変わってしまったと感じている。それは、自分がいる環境によって影響されたという側面が、少なからずあるように感じる。


ある日、私は「ピンチをチャンスに変える」というマインドフルネス瞑想をした。

「自分が人生で一番ワクワクしていたときはいつですか。その時、どんな気持ちでしたか。」と言う問いを自分に投げかけたとき、

涙が止まらなかった。

その当時自分が感じていたわくわくと、今自分が感じている感情のギャップがあまりにも大きくて。「自分はこんなにワクワクのない人間になってしまったんだ」ということを、実感したら、泣けてきた。

あの時みたいに、もう一度ワクワクできるようなことを、自発的にしていきたいと思った。

だからこそ、環境を変えてみる。自分の心が喜ぶ方向へ、川を流れる水のように、流れていってみようと思う。


自分の心が喜ぶ方向はどこだろう、という問い。

次はこの問いを、考えてみたい。


挑戦し続けることって、難しいけど、大切なんだなと思った。



しらたま

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