問い

深夜0時過ぎ。パソコンに向かう。永遠に答えが見つからない問いを、ただひたすら考える。



「なぜ世界は平和になれないのか」



生まれた国、肌の色、話す言語は違っても、皆、この地球上に生きる「人間」という生物であることは同じなのに。

どうしていがみ合うのだろう。どうして傷つけ合うのだろう。どうして失い合うのだろう。


次々に飛び込んでくる情報すべてが苦しい。ニュースの最前線にいるせいか、世の中から目を背けることができない。一分一秒たりとも世界はとまっていない。私が今、こうして温かい部屋でコーヒーを飲んでいる裏で、いつ爆弾が落とされるか分からないビルの地下でブルーシートを広げて震えている人たちがいる。


友達の赤ちゃんをSNSで見た。とても小さくて、1人では何もできない無力な姿。まっしろなキャンパスみたいな姿。この子はこれから、この世界で生きていかなければいけない。

こんなすさんだ世の中で、今生まれてくる子どもたちは、前を向いて生きていかなければいけない。こんな世界に自分の愛しい子どもを産み落とすことが私にはできるのだろうか。


今この地球の姿を見て、それでも生まれたいって思ってくれる子はいるのか?


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