【エッセイ(ミニ)】地団駄を踏む
今週、沖縄県内での昨年12月、5月の米兵の性犯罪事件が明るみになった。
沖縄県の関係機関、そして県民に知らされていなかった。
県警、外務省などは
プライバシー配慮のため通達を控えたそうだが
プライバシーに考慮しながら周知を行っていれば
リバティー制度とまではいかずとも、
12月の事件発生後、県民、そして米兵へ民間人との関わり方に注意を促すなど取り組みが行われ
5月の事件は防げたのでは。
年末年始は辺野古代執行、今月の沖縄県議選、慰霊の日とあったため、県民の米軍感情が揺らぐことを恐れられたか。
また、4月には岸田総理の訪米、5月にエマニュエル駐日米国大使の石垣・与那国島の訪問もあり
政府にとってはとても大切な時期と重なったため
「誰か」が「誰か」に配慮したんだろうなあ。
逮捕されたのだから裁判は行なわれ、
いずれ周知されることなのに、
外務省は「常に関係各所へもれなく通報が必要であるとは考えていない」との見解。
戦後79年。事件にあわれた方の思い。
2024年の今日もまた沖縄への無関心と
日米地位協定の壁に地団駄を踏む。
こういう記事を書かねばならないやりきれなさ。
noterの皆さんには興味のない話、
そして知らない単語もあるだろうと思うけれど。。
今朝は書かせてね。
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