やってみてわかった英語Kindle本出版と販売マーケティングの奮闘状況
私半澤和洋は英語版Kindle本の出版にチャレンジしてみました。
やってみたらわかった(気づいた)英語出版の苦労について記事にします。
マーケットプレイス
マーケットプレイスについてあまり気にしなかったのですが、Amazonは本社はアメリカにり全世界にAmazonが展開されていますが、各国の売場はマーケットプレイスと呼びます。
Kindle本の場合、日本で出版しても各国のマーケットプレイスでその国の通貨に換算され購入できるようになります。これはすごいことなのですが、買う側から見るとマーケットプレイス別に違うお店になっています。具体的には、日本のAmazonで登録した会員は日本のマーケットプレイスでしか買えません。アメリカでの会員はアメリカでしか買えないのです。
あたり前のことですが、Twitterでアメリカのフォロワーに向けて宣伝して購入してもらおうとしても、日本のリンクからはKindle本を無料でもダウンロードできないのです。ダウンロードしてもらうためにはその国の会員になってもらう必要があるのです。試しに各国のリンクを貼っておきます。
アメリカのAmazonリンク
オーストリアのAmazonリンク
イギリスのAmazonリンク
この知識は知っていたのですが影響を考えていませんでした。
マーケティング(売り上げランキング上位戦略)
余談ですが、日本でマーケティングというと市場調査の様な印象が強いと思いますが、英語のマーケティングは広告宣伝や販売促進の意味合いが強いです。
Kindle本やnote記事を見ると皆口を揃えて売り上げランキング上位に入ればAmazon自体が宣伝媒体になってくれて売れる。と言います。私の英語本もTwitterやnoteやlineで宣伝させていただき、日本のマーケットプレイスでは7カテゴリーで上位に1位になりました。これは私としては初期マーケティング成功と思ったのですが、実は私の上位は全て日本マーケットプレイスの洋書カテゴリーでのことであり、アメリカやイギリスといったgolf大国のランキングと連動していません。連動してないどころか、イギリスはカテゴリーランキングに表示すらされません。カテゴリー審査は各国で個別に行われるので希望のカテゴリーに入れてもらうのは思いの外大変そうです。
スタートダッシュと思った無料期間は明日で終わりで海外のマーケットプレイスではランキング1位獲得無しに終わりそうです。
マーケティング(カスタマー評価&レビュー)
カスタマー評価(⭐️)は各マーケットプレイス内だけ、レビュー付き評価は海外のマーケットプレイスに展開されるというルールがあるようです。
私は予想通り日本の方が一人評価、もう一人レビューしていただきましたが展開されたのはレビュー付きのものだけです。
販促効果を狙うためにはレビューをしてもらう必要があります。
マーケティング(A+)
過去の売れている本から誘導できるA+は効果的な販促ツールとして知られていますが、これは出版した国のマーケットプレイス内でしか出せません。この作戦も断念しました。
最後に
多く読んでもらうことはできそうもありませんが、今回の目標である一冊でも海外の方に読んでいただくは、イギリス、アメリカ、オーストリアで少しずつKENPが発生していることから目標は達成している気がします。海外の日本人の可能性もありますが…
もう一つの目標であるなんらかの反応をもらうということも無料キャンペーン期間が終わっても動いてみたいと思います。
今はもがきとして、Kindle会員になってそうな海外の方のTwitterに絡んでみたり、Kindleのアメリカやイギリスの似たような本を読んでレビューを入れてみたりしています。効果は全くありません。
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