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色々あったね大親友

私には1番の親友と呼べる、大好きな友人がいます。
彼女との出会いは中学1年生のときでした。
同じクラスになって、レクリエーション的授業で意気投合。
部活も同じ部活だったので、仲良くなるのはすぐのこと。

...だったのですが。

部活内の揉め事で、彼女と私の仲は急激に悪化しました。
普段部活では5人グループで行動していたのですが、中でも彼女と私だけが疎遠になり、廊下ですれ違ったらお互い逃げるほどでした。

その状態がしばらく続き、当時LINEをしていなかった私に、ある日一通のメールが届きました。
そのメールは彼女からのもので。
「話したいことがあるから家に行きたい」
という内容でした。
果たし状か?と思いますね、今思えば。
当時の私も、一体どんな喧嘩を吹っかけられるのかとおののきました。
ですが、話を聞くことにして、ついにその日がやってきました。

廊下で見ただけで避けるほどですから、まともに話したのなんて下手すりゃ1年以上前。
そんな状況ではじまった彼女との話し合いは、意外にも、大盛り上がりで終わることになりました。
部活での揉め事に関しても誤解がとけ、シンプルに会話が止まらず、気付けば外は真っ暗。

そこから、彼女との距離はまた縮まりました。
その当時の年齢は中学3年生。
ガッツリ受験シーズンです。

いつも通り彼女と遊ぶ約束をしていた日の朝、LINEを見ると長文のLINEが届いていました。
要約すると、
「受験のこともあるので、高校生になるまで遊べない」
との内容で。
彼女はLINEも消してしまって、本当に連絡がとれない状況になったのです。
このLINEが来たときの血の気が引く感じは鮮明に覚えていますが、その後の心情はあまり覚えていません。
ですがきっと、受験の応援の気持ちも込めて、特に後追いはしないでおこうという考えだったのだろうと思います。

そして月日は流れて高校生。
慣れない高校生活に戸惑いつつも楽しんでいたある日、ふと彼女のことを思い出しました。
あれ、そういえば高校生になったけど連絡きてないじゃん。
そういう時は行動あるのみ、です。
私は彼女の実家に電話をかけました。

電話をとってくれたのは彼女本人でした。
以前の話し合いのときのように、電話でも会話はポンポン弾んで。
すぐに会うことが決まりました。
そこからは彼女との縁がきれることはなく、1番の大親友です。
1番仲の悪かった時期のある人間が、いまは1番仲がいいなんて、なんだか面白いなと思います。

彼女とは考えが合うし、私が愚痴をいうと倍以上怒ってくれて、何より面白くて、そして私のことも面白がってくれて。
見た目への気の使い方のストイックさも尊敬に値しますし、彼女のことが大好きです。
彼女といまも仲がいいのは、私の人生に彼女が必要不可欠であるからと思っています。
必要でなければきっと、2度も縁が繋がることはなかったでしょうし、これからもずっと仲良く過ごせるといいな。

まとまりのない文章でしたが、こうして繋がっていく縁は大事にしたいし、なによりも彼女本人のことを大事にしたいです。
月イチで遊ぶの、続けられるといいな。
強欲かな。

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