レンアイちうどく？

「破局」

遠野遙

よんだ

尾崎世界観のほんをおもいだした

ワタシはレンアイ体験とはほぼ縁遠いノンバイナリー

イツドコデダレトナニヲシテルノ
「19時から三ノ宮でまゆと待ち合わせをしてオールドホンコンでごはん」
予定を報告をしないとめちゃくちゃ怒るヤツがいた。そして敢えて電話をかけてきて事実確認をされた。ショージキ、楽しみに水をさされるような感じだった。
友人たちには愛されてるやん、と言われた。
いや、べつに、たしかにやましいことはないんだけど。
ケータイの履歴はチェックされて、ときには故意かどうか、消去されたこともあった。
。。。んー、モラルハラスメントってゆ？

友人と別れて電車を降りた。終電より少し余裕のある電車だったけれど、人はまばらだった。席にありつこうとして改札口からだいぶ離れた端っこの車両に乗っていたので、ぼんやり歩く距離があった。
出口に向かう階段の手前で降りた車両の方から「すきだーっ！」と叫ぶ声がした。その方角をむくと男性がこっちに真っ直ぐ向かってきた。いっきに酔いが覚めて階段を駆け降り改札口を出た。駅前のタクシーに乗り込んで帰宅した。
人違いだと思うけど、まさか。
タクシーのなかで友人から電話がなった。だいじょうぶ？と聞かれ、もうタクシーに乗ったと彼女に告げて切った。のちのち彼女に聞くと不審なひとがワタシと一緒に電車を降りたから心配だったとか。
叫んだ彼は、駅で告白なんてロマンチック、だとでも思ったのだろうか。