永遠に書けない「次の原稿」
この3月は忙しかった。原稿をいっぱい書いた。
会社の仕事として、対外向けの公式文書やコンテンツを計7本。
社内向けの細かい発信文書は、もはや数えきれない。
副業の原稿が5本。久しぶりにドクターのインタビューを書いたのが楽しかった。
エッセイは、公開・未公開含めて20本。
別のメディア向けの記事が2本。
些細なことだが、子どもが保育園に通っているので、連絡ノートには毎日そこそこがっつり日々の出来事や子どもの様子も書いている。
確かにわたしは、呼吸するように文章を書いているのかもしれない。
逆か。
文章を書くのをやめたら、呼吸ができず苦しくなるのだろう。
原稿を書き終えた瞬間は、うれしいしほっとする。
でも、わたしはまだ「これ以上の原稿は書けない」と思ったことがない。
書いても書いても、満たされない。
次の原稿は、もっと上手く書けるかもしれない。
永遠に書くことのない「次の原稿」を求める心だけが、わたしをライターにしているのだと思う。
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