見出し画像

【タイミングが大切】

おむつ事情を話すと病棟全体で一斉に交換に入るのは、早朝5時、陰洗の10時半、午後の3時、午後の8時だった。一部屋一部屋順番に回る。

おむつ交換は、基本おむつを汚したら呼んで交換して貰えるが、これにもタイミングが重要になってくる。

例えば、朝9時過ぎにおむつを汚して変えてほしいと頼むと「わかりました」「ちょっと待ってて」と言われ、放置される。

言葉は悪いが、要は陰洗まで待ってろよ!

・・・放置となる。

これを防ぐには、前後の定例スケジュールの合間を考えて頼むと上手くいく。これは、おむつ交換に限ったことではない。

以前、「ベットが廊下側で人流が見え、病棟の1日の流れが見れたことだ。どういうスケジュールで、皆が動いているか把握できた。」と書いた。

このことが寝ながら人を操る術となった。

相手の時間と行動パターンの把握が重要だと思った。

そして、おむつ交換や食事介助で携わってくれた人達に必ず「ありがとう」を言う。

感謝の気持ちを添えたことが、上手くいく鍵になったのでは?と今になって思う。

つづく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?