見出し画像

スティーブン・ユニバースに登場する宝石たち(2022年宝石展より)

2022年2月より国立科学博物館で開催されている、特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」では、多種多様な原石、宝石、ジュエリーが紹介されています。

今まで、ジュエリーとして加工・販売されているダイヤモンドやルビー、サファイア、パール、そしてパワーストーンとして売られているラピスラズリやアメジスト、ペリドットといった小粒なものは見たことがありましたが、特に収集することもなく、自分とは遠いもののように感じていました。

しかし今回、巨大な原石から、同じものでも色合いが多様な宝石、珍しい宝石を一気にみることができ、地球が生み出す神秘さに魅了されました。またそれぞれの宝石を「スティーブン・ユニバース」のキャラクターと重ねてみられたことで、なんだか二倍楽しめた気がしました。

今回は、宝石を題材にした作品「スティーブン・ユニバース」の登場人物であるジェムたちのモデルとなった原石・宝石などを、「宝石展」での写真を元に紹介できればと思います。

・アメジスト

画像2

会場に入るとすぐにお目見えする巨大なアメジストドーム。アメジストは日本語では紫水晶、本来無色透明の水晶が鉄によって紫に発色するのだそうです。

・サファイア

画像15

写りが悪すぎますが、産地によって色合いの異なるブルーサファイアの展示。

画像13

サファイアも多様なカラーバリエーションなんですね。はみ出しもののパパラチアもサファイアの仲間でオレンジサファイア、と呼ばれていますね。

・ルビー

画像15

こちらは原石。

ルビーとサファイアは主成分と原子配列は同じで、コランダムという鉱物に分類されるんですね。エモすぎて、SUを観る前に知っておきたかった知識…!!

・ガーネット

画像14

原石の状態で既に、なんだかかっこいいガーネットらしいです。

・ペリドット

「地球内部の上部マントルの大部分はペリドットでできていると考えられており、地球内部で最も多い宝石はペリドットといってもいい」そうです。
ペリドットがクラスターと関係が深いのは、この辺から設定されたのかも?

・オパール

画像8

画像9

・スモーキー・クォーツ

画像1


・オブジディアン/ラリマー

画像6

「珍しい宝石」のコーナーより。オブシディアンは、ガーネット、パール、アメジスト、スティーブンの4人の合体形ですね。

ラリマーはフューチャーでよく出てきた子。なんとも柔らかな色合いの面白い模様の宝石でした。

・アクアマリン

画像10

原石の形が複雑すぎて凄い。可愛いのに若干屈折した性格にされたのもちょっと納得。とはいえ、ジュエリーになった時はアクアマリンが一番好きでした。

画像11

〈ココシュニックスタイル アクアマリンとダイヤモンドのティアラ、撮影禁止ゾーンのため、公式サイトより転載〉

・トパーズ

画像4

画像7

作中ではラース等を誘拐し、アクアマリンに従っていた「黄色」のジェムとして登場しました(一番上のインペリアル・トパーズに近い印象)。こうしてみると青色も多いので、アクアマリンと似て見えますね。

・フローライト

画像3

偶然ですが、この原石はなんとなく、形もはみ出しもののフローライトっぽいなと思いました。

・ピンクダイヤモンド

画像5

超稀少なビンクダイヤモンドも展示。

・イエローダイヤモンド

画像16

ギメル社によるジュエリーの展示より。


そのほか、ペリドット(隕石に含まれたものの解説も!)やラピスラズリ、パールなども展示されており、妄想に耽ることができました。

今回は完全にSU視点で解説しましたが、ジュエリーについてはまた別稿で投稿したいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?