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専業になる為の一番大きな関門


トレードのサボり癖が本格的に悪化してきたのでそろそろ自戒をしなければいけなくなってまいりました。ただ何もやっていないわけではなく、娘ができたことで最近はトレードと生活のバランスについて考える時間が増えました。

これからどういうワークライフバランスでトレードと向き合っていくのかというのを考えていた中で、過去の自分のことも色々思い出しましたが、その中で、

専業トレーダーになるために越えなければいけない関門があったことを思い出しました。

今日はその点について深ぼっていきたいと思います。





理想と現実の乖離


僕はこれまで何回も資金量の重要性について触れてきましたが、今日の内容はそこにもつながります。

僕が資金量を多く用意することが大事だと唱える理由の一つは、

自分が欲しいと思う額面を無理なく稼ぐため

これが大きいです。そしてこれはトレードの難易度にも影響します。



例えば1日3時間ほどトレードするとしましょう。ぜひ想像してみてください。現在の自分のレベルに出来る限り近い中で、どれくらいの利益をその3時間で稼ぐのが理想ですか?

1000円?うーん。大抵の人が3時間で1000円じゃ物足りないと思うでしょう。実際働いた方が早いですからね。

じゃあ5000円?お金をリスクに晒した割には少なくない?

じゃあ10000円?10000円を3時間で稼げれば一般的にまあ悪くはない話でしょう。

初期の頃の僕がどうだったかと言うと、1日5万くらいを目標にしてました。よく覚えてます。めちゃくちゃ欲張りですね。証拠金100万程度なのに。ただまあ僕がトレード始めたての頃はコロナ相場で狂乱相場でしたから割と達成できていたんですが、今ではもっと基準を下げる必要がありそうです。

具体的な理想額は個人個人で違うと思いますが、問題なのは、

その額面を安全に稼ぐための資金量を用意できてますか?

っていう話なわけです。




例えばもしあなたが1日1万円を稼ぎたいとしても証拠金が10万円程度しかないならそれを毎日達成するのはもはやあなたが全知全能の神でない限り不可能です。

もし出来るのであればさっさと日銀の天才トレーダー集団の仲間入りして日本経済を救ってくださいって感じなんですが、現実的に考えて毎日日利10%を叩き出し、何ヶ月も安定できる人類なんてまあ存在しません。5%でもきつい。

100万近くの証拠金でようやく現実的、少なくとも50万はないと正直話になりません。これは技術云々というより現実的な数学的なお話です。無理なもんは無理。

そうなった時、次に取るべき行動は3つに分かれると思います。

・10万で1万をハイリスクで無理やり取りに行く。
・10万でもっと少ない利益を取りに行く
・10万ではトレードせず、100万まで貯める。

一つ目のように舵を切った場合、当然おしまいです。てか僕のこれまでの記事をご覧になってる方で1つ目を選択する人はいないとは思いますが、一応言っておきます。選んだ瞬間おしまいです。

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