見出し画像

湯呑削り

工房の話題です。
湯呑の水挽きの練習後、削りもやってもらいます。
この後、松露大会(しょうろたいかい)
・・後援会のお客様への園遊会の事です・・
の鉄絵に使う湯呑を作ってもらいました。

もちろん、これに化粧土を施したら
朝日焼きの商品になる大事な物。
練習や本番どれも気が抜けません。

削りです。
朝日焼では、ヤリガンナと呼ぶ、
先がとがって槍のようになっている道具を使い
L字型のカンナはあまり使いません。
と言うか、使わない(笑)
自分の道具は自分で作ります。
メンテナンスも自分でね。
そうする方が扱いも丁寧になりますし、
自分で使いやすいようにも手入れができます。

最初は、使い方(向きや、手の持ち方など)
見てるとふんふんなるほどーと思いますが、
使い始めると「?」となります。

冒頭の写真のように使いこなせるようになれば
もう大丈夫。
今、これらの湯飲みは素焼きされ、
いつでも出動態勢ですが、
例の風邪の非常事態宣言、新しい株、
様々な事をかんがみて、
今年の秋の園遊会は中止となり、
湯呑の出動が先になりました。
残念・・。

いつか店頭にも湯呑が並ぶと思いますので
手にとって、お買い上げくださいね(笑)
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ
https://blog.goo.ne.jp/asahisakuto

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?