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登り窯・本番

今日は。
いきなりですがもう帰っていい…?
真夏に焚いた窯より断然楽ですが(涼しい)、
いかんせん今回は私の腰が…(笑

しかし一度始まった窯焚きは止まりません。

大火前(おおひまえ)

今は(夕方5時頃)、2部屋目を攻めています。

窯は、側面から薪を入れる穴があるので、
1番前の部屋が終わると大火前は蓋をされ、
次の部屋を、ゆっくり1時間かけて温めます。
(横の穴から薪を決まったピッチで入れて
徐々に温度を上げていきます。
窯の内部は、炎が通る穴が開いた壁があり、
それぞれの部屋は独立しているけれども、
熱は通るようになっています)

そして少しづつピッチを早めていく
温め時間が終わる頃(約1時間)、
1000度を超えてくると、いよいよ還元焼成、
その後、中性焼成になるよう、
なんか頑張って焚きます(大雑把説明)。

あ、大火前の仕上げとして、毎回最後に
細かい木の破片(木端(コッパ))を
ドンドコ入れて、一気に温度を上げて
終了します。
これは、還元の最後の一押し的な投入なので、
正直なくてもいい(笑)
だた、炎が空気を求めて上の方にある穴から
勢いよく吹き出すのを見ると、
「あ〜還元焼成やり切った〜」
という気分になり、ホッとします。
その模様がコレ。

コッパ投入中。
正直、めっちゃ熱いです。
なんせ1300度ぐらいありますから。
画面上の方、
あそこの穴から炎が勢いよく出たら終了。
窯の内部(レンズ)

窯の中を、レンズを通して見られる場所があり、
ぜーゲルコーンの様子が見えます。
(2本立って見えるのがゼーゲルコーン、
手前の丸いのが色見(いろみ)。
(釉薬が溶けているか見極める小道具)

色々書くことはありますが、
今日はこのへんで。
思い出し・登り窯話題を数回書きますので、
お付き合い願います。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.




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