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電気炉

こんにちは。
蒸し暑い・・これぞ京都の夏!
蒸すね~。
全国津々浦々蒸し暑いのかもしれませんが、

うん、全国暑かった。
暑い自慢してゴメン。(笑)

今日のお話は、電気窯。
先日、酸化作品の焼成で
釉薬が窯の底にまで落ちていて
このまま残しておいたら窯が傷むわぁ
と思ったので、掃除をしました。
その、底があらわになった時の
窯の写真が冒頭。

左端上の点々が釉薬。
なぜ痛むかって?
例えば、素焼きは800度で、
酸化焼成は1230度で焼きますが、
約300度過ぎで物質は変化し始めます。
なので、毎回やや溶けかけては
固まり、また溶けかけては固まり・・を
繰り返し、その周辺も
変化させていってしまいます。
そりゃ窯痛むわ。

例えば、刃がガタガタの剃刀で
毎日髭を剃ったら傷が出来やすいですし、
毎日歯を磨かなかったら、
なんか知らんヤバくなりそうですですものね。
(例えのへたくそさよ・・)

怒ってへんで。
「あ~あ」って言うてるだけです。
十分怖いわ(笑)

おかげで、窯の異物は取り除け
今日も元気に稼働しております。
素焼きには欠かせない大きさの電気がま。
これから少なくとも10年・・20年は
朝日焼を支えて頂きたいですからね。

作陶館の入口脇にありますので
体験に来て下さったら
横目で見てやってくださいね。
頑張り屋さんの窯です。

それでは、今日はこの辺で。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ


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