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大火前(おおひまえ)

こんにちは。
今日は、登り窯の大火前のお話です。
と言っても、窯焚きは終わり、
その松灰のお掃除というお話です。

朝日焼の登り窯は「赤松」のみで焚かれます。
雑木だとコストも安くなるのでしょうが、
結局は炎の伸びや、勢いが一定しなければ、
焼き上がりにますます変動が出て
取れ高的にどうなん?となるので、
少々お高くなっても単一の燃料で焼くと
結果がいい!
しかも、燃えた灰は釉薬にできるという、
二重のコスパイイよね。という事で
(たぶん)
赤松だけで焚いております。

結構な量の灰が取れます。
灰がこんもり
コレがそのうちに釉薬の元になります。

松灰を集めていくと、もしくは窯の中に入ると
何だか目が、口周りがむずむず痒くなります。
粉塵のせいなのか、赤松の持つ灰汁の仕業か・・
やっかいです。(他の木の灰も同じ?)

10月の登り窯後も赤松の灰が出ます。
何か面白いことが起こったらご報告しますね。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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