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ゼーゲルコーン立て

こんにちは。
今日は、登り窯で必ず使う
「ゼーゲルコーン」のお話です。

ゼーゲルコーンは、設定されている温度になると
溶けてくにゃりと曲がり、
「今、窯の中はこの温度に達しましたよ」と、
お知らせしてくれる温度計の役割をするものです。

普通の温度計も使いますが、
瞬間的な温度だけを知りたいわけではないので、
ゼーゲルコーンも使います。

ゼーゲルさんという方が発明された代物で、
それはそれはお世話になっております。

「釉薬の粉をギュウ―ッと固めたような物」・・
ものすごくザックリ乱暴に言うとそんな感じ。

さて、立てている作業を見て見ましょう。

丁寧に立てていますね~。
新人ちゃんが。

え?わたし?
いつもの事ですよ!

パイセンは見てるだけ―(笑

今、コレは、7番、8番を立てている所
(色分けして作られているので、間違わない)

7~12番を使います。
立て方見本

7番と8番の間の倒れ具合(図を参照)を
みて、窯の焼成タイミング
(還元を長引かせる・酸化の長さ、
焼成終了などのタイミング)を決めます。

ちょっと目を離すと、倒れていたりするから
油断できません。

立てる角度も大事

イイ窯になりますように
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

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