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窯詰め

こんにちは。
今日は、強い雨が時折降る、春の嵐です。
強風が続くと窯が焚きづらいんだよなぁ・・
煙突から風が吹き込んで、
還元や酸化に転じるのが
不安定になるんですよね~。

そんなことは置いておいて、
今日の話題は窯詰めです。

昨日、作陶の釉薬かけに時間を割いたら、
自分の仕事が遅くまでかかり、
どないやねんと愚痴をかきましたが、
その例のブツの窯詰めです。

見て~。こんなにあるねん。
小さいお猪口かな?
誰やねん、こんなに作ったん。
釉薬掛けも、詰めるのも大変やんけ。

おお~っと。
一夜明けて機嫌がよくなってるかと思いきや、
まだぶつくさ言うております(笑)
昨日よりガラも悪くなっている・・?笑

ちゃうねん、今日は、
窯詰めの工夫をお伝えしたいんですねん。

高さがまちまちな棚組。

つく(棚板を支える棒)をよく見てください。
高さがまちまちです。
指で示しているのは6センチの高さ、
その奥の棚は11センチで組んでおります。
逆に、一段下は手前が高く、奥が低い。

普段は、面イチ(つらいち)で組むのですが、
今回はバラバラ。
炎を効率よく窯内を駆け巡らせようと思うと、
同じ高さで同じように詰めるほうが良い。
しかし、時にはお皿がこれでもかと
沢山あったりする時もあるわけで、
そんな時は、途中で低い棚を一段分組みます。

今回は、同じ皿だけで面イチにするのではなく、
体験日が遠い器から順に窯に詰めていったので、
ワザと一区切りつくところで、お皿の棚を組み、
次の棚からはまた茶碗などで高い棚を組むという
変化棚ぐみをした次第であります。
(どやぁ~・・)(オイ笑)

ちぐはぐな棚組のおかげで
吉と出るか、凶と出るか・・
明日までわかんない!(博打~w

上手くいきますように~。
(ツクで高さを合わせて、
棚ぐみを面イチにします)

明日、どんな窯だったかご報告しますね。
コレで色が悪かったら
散々文句言うてるのが、借りてきた猫のように
大人しくなるかもしれません。

トイレの手をふくペーパーも、
”あすくる”で届いたら、
別品型を注文していたらしく、
ペーパーホルダーにギチギチやったという。
Ahoはお前やがなというオチつき。

「明日窯出ししようか?」とたずねられ、
ちんたら出されるのも困るので
(すぐに還元の窯詰めが控えているので)
「別に、いりませんけれども?」と
偉そうに断ったけれども、
明日の窯に詰める湯飲みの釉薬かけが
終わりそうにないので、ちょっと
ひ―んって、泣いていたりもして。

詰めの甘いワタクシでありました。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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