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野焼き・本番編

さて、昨日素焼きしていた野焼です。
昼前から火を入れてじっくり乾かした作品を
灰を壁側によけてから、中に並べ入れ、
壁の上に薪を組んで点火し、
イイ感じの炭になったら中に入れていく。
と言う、独特の野焼き方法で進んでおります。

話を聞いた時、ビックリ。
なぜなら、野焼き=わらで包んで焼く。
と思い込んでいたから。
もしくは、少しくぼませた地面に
藁を引き・作品・ワラ。
何なら、何かで覆い点火。
だと思い込んでいましたから。
(大学時代はまさしくこの方法で
半野焼き(ナンチャッテ穴窯)を
後輩が行うのを見ていました)

そのワラで包むと想像した様子の
コレコレ!と思った画像が
石川県埋蔵文化センターさんの
「古代体験日記」の画像にありました。
HPのアドレスを置いておくので
覗いてみてください。
色々な体験講座があるようで、
参加してみたい~!と、
HPをじっくり読んでしまいました(笑)

石川県埋蔵文化センターHP
https://www.ishikawa-maibun.jp/kodai/page2802/

さて、こちらの野焼きに戻って。

画像1

なんでも、壁の上で燃やした薪を炭状態にして、
中に入れて真っ赤になっている「おき」で
直焼き(?)が大切なんだとか。
この、黒と赤が交差して燃える様子は
いつまでも見ていられます。

そして、低火釉を掛けた作品があるので
最大温度900度まであげる時間を保ち・・
(囲まれていない窯の温度を保つのって、
想像以上に大変です。
熱は容赦なく逃げていきますからね。)

その低火度釉を掛けた壺や、
そのほか大きいものを焼く技法は・・
もったいをつけてまた次回(笑)

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ
https://blog.goo.ne.jp/asahisakuto

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