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釉薬調合

今日は、真面目なお話へと戻ってまいりました。
さっき雨が降りました。
「雨女」パワー凄いわ~(笑)

さて、粘土を作って器を作って
素焼きをして、釉薬を掛ける・・
手前までお話を書いたと思いますが、
今日は釉薬を掛けるそのもう少し脇のお話。

「釉薬を調合する」です。

釉薬のもとになる原料は、
結構まとめてストックしてあり、
必要な分量を量り、調合します。

粉の原料のストックコンテナ

沢山の種類と量です。
これらを計って、ポットミルと言う
ガラガラと回転させて、
原料をもっと細かく砕いて混ぜる
入れ物で撹拌いたします。
(冒頭の写真がポットミル)
約4,5時間回すかな。
中に丸い球が入ってあり、
それらがガラガラ回すとゴロゴロ転がり
釉薬の原料を砕き混ぜてくれます。

その後、テストピースを作り、
調合に間違いがないか、
焼いて色や濃さなどをチェックして
「問題なし」となったら、
使っているバケツに合流。

万が一、間違っていたら
ひとバケツ+現行のバケツがパァ。
なので、よっぽど簡単な調合以外は
テストピースを作ります。

現行のバケツと合流した釉薬は、
水加減をした後、作品に掛けられます。

そんな支流の「釉薬調合」でした。
さて、釉薬を掛けに行きますか。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館ブログ


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