政府、生成AI開発リスクの研究拠点を新設

政府は今年4月にも、文部科学省が所管する国立情報学研究所内にAI(人工知能)の開発に関するリスクについての研究を行うための組織・施設を新設する方針を明らかにしました。

研究者らは公募で集め、AIが文章などを作り出す仕組みを解明し、様々なリスクやその対応策について研究するとしています。また、その結果に関しては、民間企業や大学などと共有し、更なるAIの開発・発展に生かす方向です。

AIによる著作権侵害や偽情報の拡散など、「民主主義の基盤を揺るがす」と懸念も指摘されている中、政府は自ら開発に伴うリスクの透明化や対応策の普及を目指し、安全な開発ができる環境作りを支援する見通しとなっています。

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