日本国債はいま?

国債とは簡単にいえば国が発行する債券のことです。日本国が発行する債券は「日本国債」と呼ばれます。
投資対象としての日本国債は、元本割れのリスクが低く、市場リスクもそれほど大きくないことから、通常は安定的資産として位置付けられています。

この日本国債ですが、ニュースなどではしばしば発行残高の大きさが取り上げられます。財務省ウェブサイトによると、2023年度末には普通国債の発行残高は1000兆円を超えると予想されています。また、債務残高を国のGDPと比べると、2023年度末には250%と予想されており、これは他の先進国に比べて100%以上高いようです。
(出典:https://www.mof.go.jp/zaisei/financial-situation/financial-situation-01.html)

国債発行残高の大きさへの懸念点から、日本国債の格付けはアメリカ、イギリス、そしてハンサード本社のあるマン島などよりも低く評価されがちな傾向が見られます。

一方で、国債発行残高だけでなく保有資産も大きいことや、日本国債の保有者は日本銀行や日本国内の金融機関がほとんどを保有していること、などから、大きな問題ではないという専門家もいらっしゃいます。

今後日本国債の発行残高、そして、日本国債への評価はどのようになっていくのか、注目していきたいですね。

#ハンサード

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