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タオルふわふわ大作戦

あの日オキシクリーンをわたしに教えてくれた姉には感謝しかない。

オキシクリーンのおかげで、お風呂の床はすっかりきれいになったし、毎年手入れに苦労していた昭和型扇風機の羽周辺も浴槽の中で数時間オキシクリーン液に漬け置くことであっという間にきれいになった。オキシクリーンに漬け置けばすべての汚れが解決すると信じているふしがある。飲んですべてを忘れたい日もあるけれど、漬けてすべてを忘れたい日だってあるのだ。いつもの洗濯にオキシクリーンをスプーン一杯足すことはもはや習慣となっている。

最初に購入した1,500gを使い切ったので、大容量の5,260gを購入。1,500gの容器がちょうどよいサイズで使い勝手がよかったので、5,260gから付属の完全に笑わせにきた大きすぎるスプーンでせっせと1,500gの容器に移し替えて使っているのだけれど、使用量は1,500gに付属していたちょうどいいサイズのスプーンで1,500gの時と同じ量を使えば良いのでしょうか、と毎日どこかに問いながらスプーンを運んでいますが、いいのかな。1,500gは日本版、5,260gはアメリカ版なので、アメリカ版は付属のスプーンもアメリカンサイズなのですが、1,500gのちょうどいいサイズのスプーン一杯=5,260gのアメリカンサイズスプーン一杯だったら5,260gにお得感がなくなるので、おそらくオキシクリーン自体は日本版もアメリカ版も変わらず同じ量で同等の効果が得られるものと推測する。-完-

そしていつか絶対にやってみようと思っていた「タオルのオキシ漬け」。いつもの洗濯の際にオキシクリーンをスプーン一杯入れているし、良い香りの柔軟剤も使っているので、ものすごくタオルが臭い、なんてことはないのだけれど、たまーに、ほんとにたまーに部屋干し臭が気になることがありましてね。たまーにですよ。ほんとにたまーに。

浴槽で家中のタオルを一斉にオキシ漬けするのもいいけれど、干すスペースも限られるし、洗濯完了済・未使用のきれいに畳まれたタオルをわざわざたたき起こしてオキシ漬けにするのはなんだかあれなので、わたしはちょこちょこオキシ漬け派に所属することに。普段バスタオルは使用しておらず、一回の入浴でフェイスタオルを2枚使用しているので、使用済みのフェイスタオル2枚×3日分の6枚がたまったところでバケツでオキシ漬けをする作戦。3回やればすべてのタオルのオキシ漬けが完了する予定。

早速、第一回目のオキシ漬けを執り行った。タオルの入ったバケツにオキシクリーンを適当に振り入れて60度に設定したシャワーでオキシクリーンが溶けることを願いながら勢いよく湯を注ぎこむ。あとはそのまま数時間放置。なんとなく6時間くらい。その後、軽く絞って洗濯機に入れて普段通りの洗濯をして、干して乾かす。

驚いたのは、オキシ漬けした後のオキシ液の色とにおい。使用済みとはいえ、入浴後の髪や体を拭いたタオルなので、部活で使った汗や泥まみれのそれとは汚れレベルは違うはず。だのに。。茶色く濁ったその液が発する生臭さに、腐った魚がそこに落ちているのかと思ったほど。色については先人たちのタオルのオキシ漬け報告を散々見ていたので想定内ではあったけれど、匂いのことは聞いてなかったー、え、もしかしてわたしのタオルだけ?いやまさか入浴後のわたくしの体から腐った魚の匂いが??と動揺しながら、静かにバケツの水を排水溝に流す。

しかし朗報!タオルふわふわ大作戦成功!!!乾かした後のふわふわ感がオキシ漬けをする前と後では格段に違う。そして匂いも、ほんとうに純粋な柔軟剤の優しくていい香り。あー、オキシ漬けする前の香りは、奥に秘めた嫌なにおいを柔軟剤の香りでごまかしていた匂いだったのだな。「一見ペラペラだけど何年経っても劣化知らずタオル(正式名称ではありません)」はますますふわふわになり、ますます劣化知らず度が加速してしまった。そして「髪の毛が速く乾く。美容師さんが考案したタオルです。(うろ覚え)」の気になるややごわつき感も軽減されてしまって、我が家のタオル事情が平和すぎる。

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