あーそうそう、恋ってこんな感じだったな。

 こんにちは。チェンソーマンを一気に読みました。来週からジャンプラで第2部が始まるんです。ずっと興味はあったから、これを機に読もうって。ばかおもろだったです。マキマさんみたいに強くてかっこよくて強い女になりたいとまじで思った。マキマさんみたいになりたい。現場からは以上です。

 はのとです。初めまして。


 大学4年生の夏になってしまいました。今週にはいよいよゼミ論中間発表の提出締め切り。再来週には発表。4年生だなーという感じが一気にありますね。でも、4年の前半は、気づいたら終わっていました。教育実習とか、教採に向けた勉強とか、大学の授業なんて二の次で、自分のことでやるべきことに溢れていた。

 この4年間で、私は一体何を成しえただろうか。うーん。難しい問題です。英語力は上がりましたね。って、前にもこんな話したな。同じこと別の記事で何回も書く癖やめたい。


 大学生のうちにやりたいことはたくさんありました。オールで飲みとか、はしご酒とか、二日酔いで授業とか、終電逃すとか、そういうやつ。社会が変わったこともあり、どれもまだできていません。健全な大学生をやってきました。

 部活は頑張りました。部活は軽音楽部で、男女比で言うと8:2くらいで男が多いです。女子校出身で異性が基本苦手な私には苦の空間でした。苦だったはずなのに、昨年度は副部長もやったりして、結局部をけん引するところまで来てしまった。あとは卒業式前の卒コンに向かっていくだけ。まあまだイベントはたくさんあるんだけどさ。

 異性が苦手だったはずなのに、大学1年の夏に恋人ができました。部活の先輩でした。一目惚れでした。片想い期間はあんまりなくて、気づいたら付き合っていました。片想いで苦労した記憶はないです。

 その前の恋愛になると、中学生までさかのぼらないといけなくなるのですが、いずれにせよ、片想いを苦労した経験は本当にないです。自分が持っている気持ちが恋だと自認したころには、相手は確ちゃんで私のことが好きだったからです。道はすでにできていた。


 大学4年生になりました。大学生活2度目の恋が始まった気がします。私は初めて、片想いの苦しさというかもどかしさを経験しています。いい加減にしてほしい。もう21歳なんですが。ぴゅあぴゅあに片想いとかしている場合ではないんですが。

 しかも、相手は年下の子です。年下を好きになるのは人生で初めて。というか、そもそも年下の異性とかかわったこともほとんどなかったので、そういう風になることもなかった。てか、年下なんで考えたこともなかったな。自分には年上が合っていると勝手に思っていた。

 でもね、よく考えたら、私って今まで、同性でも年上より年下の方が上手に関係を築けていたんです。つまり、先輩より後輩。後輩っこ。先輩とはつい壁を作ってしまったりして、上手にかかわることができませんでした。中学校からずっと。

 だけど、後輩とはすぐに仲良くなれる。慕ってもらえる。小学生の頃の習い事でも、私はその場を束ねる役割にありました。年下の子たちをまとめて率いる感じ。私、こっちの方が向いている。


 っていうのはまあ、単なる今の感情を肯定するための呪文なんですけどね。こじつけというか、そんな感じ。だってさ、いやだって、本当にどうしたらいいのか分からないですもん。どうしようねえ。

 自分よりも年下の、しかも自分を先輩として慕ってくれている子の、一挙手一投足に感情が動いてしまう。すべてに理由をつけてしまう。今のはもしや…? みたいな自惚れ甚だしい考えに至る。きついな、我ながら。


 これが片想い? もしかして、俗に言う片想い? まじで? 信じたくない。自分が片想いに苦しんでいるなんて。そんなことをしている場合ではないのだが。大学4年生。結構忙しいんだが。とは言いつつも、もはやこの気持ちは止まらない。恋はまじで止まらない。

 でもさ、片想いのまともな経験がないので、それすなわち、自分のアピール方法を知らないってこと。というか、今までの私はすっとこどっこいだったので、好きな人というか、気になる人ができたときは、さりげなく、その人が私のことを好きになってくれるように振舞っていました。

 というのも、すでにその人が私に少なからず好意を抱いてくれていることはなんとなく分かっていたので、あとはさりげなく、私もよ、とアピールするだけでよかったんです。あ、なんだ、アピールできてんじゃん。


 いやいやそうじゃねーよ。それはアピールというか、主張というか、それじゃん。アピールとはなんか違う。今回は、相手の気持ちはまったく分からない。少なからず好いてくれているとは思う。でもさ、後輩じゃん。相手からしたら、年上の女じゃん。その好意が恋愛的な好意だと判断するの、まじでむずい。

 たった1つしか年変わらないのにさ、私に向けられるその視線がひどくまっすぐでピュアなものに見えます。これはもはや呪い。


 これが片想いってやつか。これが恋ってやつか。何をするにも、常にその人のことが頭に浮かんでしまうという、これが、恋か。忘れかけてたわ。こんなに綺麗で、純で、ポジティブな感情だったんだ。思い出した。

 思い出したというか、もはや初めての感覚でもあるのかもしれない。あぁ、本当に悔しいな。後輩の前ではいかなる場合も余裕でありたいのに。後輩の前では、頼れる先輩でありたいのに。これじゃあそれどころではない。後輩の前で、ただの恋する何も力のない人間になってしまう。

 それでもいいかな。それでも許される? だめ? やっぱやめといた方がいい? 後輩だもんね。今までも大事にしてきたし、これからも大事にしていきたいもんね。1人に対して特別にそんな感情抱くなんて、あれだよね。

 自分の中で一生問いと答えが錯綜しているけど、まあこうなっては叶うか砕けるまで落ち着くことはないということを感じているので、しばらくは様子を見ようと思います。しばらくは。向こうから何のアクションもなければ、意気地なしなので諦めてしまうかもしれない。

 ほらね、悪い癖出てる。自分から動こうとしない。相手任せ。いい加減、21歳にもなって、そんな受動的な恋やめた方がいいよ。それこそ、やめた方がいい。主体的に動こう。主体的に恋をしよう。


 主体的に恋をする。このフレーズ気に入ったわ。皆さんぜひ使ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?