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【過去の清算】ブレーブスPOトラウマ試合3選!(2018〜2023)

どうも、ハーノです。
今年も残念ながら…まぁ、もうこれ以上はもう言わないです。
来年に雪辱を果たすために何をするか、私は考えてみました。
その結果、この地区6連覇中のプレーオフでの絶望を振り返る事で、逆に過去を清算し、トラウマを克服、来季こそは世界一!となりました(謎理論)

今回は私が独断と偏見で今のチームの地区6連覇中のプレーオフの中から、ブレーブスファンが特に絶望したであろう試合を3試合まとめてみました。

それでは行きましょう。

①最大の「悲劇」2020年NLCS第7戦

まずはブレーブスの歴史に残るであろう「悲劇」から行きましょう。
2020年のNLCS第7戦です。
ドジャースに3対4で敗れ、あと1歩で1999年以来のリーグ優勝を逃しました。

ATL3-4LAD

正確に言えば、第5戦から第7戦の3試合と言うべきでしょうが、今回は代表してこの試合を出させていただきました。

この年はコロナ禍で、試合は全て本来ならばレンジャーズの本拠地であるグローブライフフィールドで行われました。
ブレーブスは1999年以来のリーグ優勝、1995年以来の世界一に向けてレギュラーシーズンは地区優勝、プレーオフも5連勝で勝ち進み、同じく5連勝で勝ち上がってきたドジャースとリーグ優勝を賭けたNLCSで激突しました。
ブレーブスは最初の2試合に連勝すると、第3戦こそ初回11失点という前年のトラウマを抉るような敗戦があったものの、第4戦は逆に10対2で圧勝し、非常に理想的な流れで王手をかけました。
第5戦も5回終了時点で2対1とリードしていました。しかし、6回にウィル・スミスがウィル・スミスに逆転の3ランを浴びて逆転を許すと、何かが一気に崩れ始めました。この試合は7回にも3点を追加されて敗戦。
第6戦も今季レギュラーシーズンからプレーオフに至るまで無敗だったフリードが初回に3失点。それ以降は0で抑えたものの、打線が1点しか取れずに敗戦し、ついに逆王手をかけられてしまいました。

そんな中で迎えた第7戦。
苦しい流れの中でしたが、ブレーブスは序盤に2点を先行し、優位に立ちます。3回裏に追いつかれますが、4回にすぐに勝ち越しに成功します。
しかし、3対2と1点リードで迎えた6回裏、レギュラーシーズンでは防御率0点台を誇ったミンターがヘルナンデスに同点ソロを浴びてしまいます。
そして7回裏、今度は防御率1.00だったマーティンがベリンジャーに決勝ソロを浴び、ついにリードを許します。
ブレーブスはそのまま敗戦し、3勝1敗でワールドシリーズ進出に王手をかけてから3連敗して敗退するという悲劇で2020年の幕を閉じました。

この敗戦はブレーブスファンの心に重くのしかかり、前年に引き続いての酷い敗戦、もしくはそれ以上、というトラウマになりました。
私の10年前後のブレーブスファン人生最大のトラウマは、おそらくこの敗北です。

特にベリンジャーは「トラウマの象徴」としてカブスに移籍した今でもブレーブスファンの間で恐怖の対象となっています。
ベリンジャーは今季オフFAですが、彼が同地区に移籍しない事を祈るばかり、あわよくばア・リーグに移籍して欲しいものです。

また、この年に前年防御率2.76、34セーブとなり物入りで入団したスミスはレギュラーシーズンから不安定で防御率4.50、プレーオフでも悲劇の発端となってしまい、「何のために来たんだ」と厳しい非難に晒されてしまいました。
そんな彼が翌年のプレーオフで守護神として世界一に貢献するなど、この時のブレーブスファンに言っても誰も信じなかったでしょう。

ただ1つ言えるのは、翌年の2021年、ドジャースを破ってリーグ優勝した時の喜びは、この悲しみの分だけより一層大きいものになったことは書いておきます。

試合のハイライト↓

ベリンジャーの勝ち越し弾、私は今だに直視できません()↓


②最大の「絶望」2019年NLDS第5戦

①が最大の「悲劇」なら、こちらは「絶望」でしょう。
2019年のNLDS第5戦。
言葉にならない、とはまさにこのような試合の際に使うのかもしれません。

STL13-1ATL

本当に、書くことが無いです。
2019年、前評判は微妙だったものの、あっさりと地区優勝し、プレーオフも前評判から敗戦の予想が大半だった前年と違い、「世界一もあり得る」という前評判を背負って臨むプレーオフでした。

地区シリーズでは課題だったリリーフ陣が相変わらずだったり、カージナルスの巧みな戦術に翻弄されたりと苦しみながらも2勝2敗でホームでの第5戦を迎えました。先発は第2戦で7回無失点と快投を見せてチームの勝利に貢献したフォルタネビッチ。前半戦は苦しんだものの、後半戦以降は無双モードに突入しており、ブレーブスとしては「勝てる試合」だったはずでした。
これに勝ってNLCSに進んで更にその先へ…そんな夢を持っていました。

私も早起きして、期待に胸を膨らませながら試合開始を迎えたのを覚えています。
しかし、フォルタネビッチがまさかの大炎上。僅か1アウトしか取れずに降板、慌ててブレーブスはこの年19勝を挙げたフリードを投入しますが、まだ若く、防御率自体は微妙だったフリードには荷が重く、完全に雰囲気に飲まれてしまい、2人で初回10失点。
これはあまりにも絶望的でした。最終的に1対13で、長い長い試合は終わりました。

試合序盤から守備固めの布陣を敷いていくカージナルス。
これほどの屈辱は無いと思いました(実際にはいきなり翌年に同等かそれ以上の屈辱を味わいましたが)

また、この試合はマッキャンの引退試合ともなってしまい、このような形で最後というのは、非常に悔やまれる事となりました。

ちなみに、この試合で打ち込まれたフォルタネビッチは翌年以降全く活躍できずに、名前を聞かなくなってしまいました。一方、フリードはブレーブスが誇るエースへと成長していきます。
運命というのは、不思議ですね。

しかしこの時といい、いつぞやのインフィールドフライの時といい、プレーオフでのカージナルス戦は本当にロクな思い出がないですね。

試合のハイライト↓


③「蘇るトラウマ」2021年NLCS第3戦

2021年、ブレーブスは世界一に輝きました。
しかし、そんなシーズンのプレーオフにも、トラウマは隠れています。
ブレーブスファンであれば、この試合の絶望感は、忘れられないものだったのではないでしょうか。

「傷口に塩を塗る」「トラウマを抉る」「フラッシュバック」そんな言葉たちが相応しいでしょう。
私はこの日の試合後の記憶が本当に無いです()

ATL5-6LAD

昨年の悲劇の雪辱を果たすべく、FAでプレーオフに強いモートンを引っ張ってくるなど、万全の体制でシーズンに臨んだ2021年のブレーブス。
前半戦は貯金ができず苦しみながらもTDLの補強などもあって最後は地区優勝、地区シリーズも制してNLCSへと駒を進めました。
ワイルドカードからとはいえ106勝のドジャースに対し、88勝のブレーブスは分が悪いというのが大半の予想でしたが、ブレーブスは第1、2戦を2試合連続のサヨナラ勝ちで連勝。その勢いそのままに第3戦も中盤以降優位に進め、8回まで5対2と3点をリード。
勝てば3勝0敗でリーグ優勝に王手という圧倒的に有利な展開になります。
しかし、シーズン中防御率1点台だったジャクソンがランナーを2人出すと、ベリンジャーを2ストライクまで追い込んだ後、高めの釣り球を管壁に捉え、打球は去年と同じようにライトスタンドへ。
ドジャースにとっては起死回生の、ブレーブスにとっては前年のトラウマが甦る地獄の同点3ランになりました。
完全に「上手く振らせた」はずでしたが、ベリンジャーがまさかの完璧な打ち返し。「それを打つの?」と思った事だけは覚えています。
「またベリンジャーに…」
今だにベリンジャーを見ると、手が震えます。

この試合はそのままブレーブスは逆転負け。
「ベリンジャー」というトラウマをブレーブスファンが完全に植え付けられた試合でした。

よりによって打球方向まで昨年を再現()↓

この試合で完全にドジャースに流れが行ったかに思われましたが、結局、翌日の第4戦は無茶な起用が祟って絶不調のウリアスをブレーブスが撃破して勝利。第5戦には敗れたものの、第6戦は制してブレーブスがリーグ優勝し、その勢いで世界一まで登り詰めました。

しかし、「もし…」なんて想像をし始めると、震えが止まらなくなりますね。

ベリンジャーさん、ナ・リーグ東地区には来ないでください、出来ればア・リーグに移籍してください、ご検討よろしくお願い致します。

試合のハイライト↓

④終わりに

いかがだったでしょうか。
今回はブレーブスのプレーオフでのトラウマ試合をまとめてみました(もうこれ実質ベリンジャーまとめじゃないの)。

こうして過去のトラウマは清算しましたし、来季こそは世界一になりましょう!

それでは、また!!!




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参考

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