ソロカの【勝利】
どうも、ハーノです。
緊急でnoteを書いています。
ブレーブスファンが3年間待ち望んだ日が来ました。
①ソロカ、2020年以来の本拠地マウンドで2019年以来の勝利
今日は色々な意味で素晴らしい勝利でしたが、やはりこれでしょう。
ソロカが2020年以来の本拠地アトランタでの先発マウンドに上がり、レギュラーシーズンでは2019年9月19日以来の勝利投手になりました。
まずは1回表、4割への挑戦を続けるアラエスを素晴らしいチェンジアップで三振に打ち取るなど、三者凡退で抑えます。
チェンジアップでアラエスを三振に↓
そしてチームが5点を先取した直後の2回表も三者凡退に抑えます。
3回、先頭のバーティに二塁打を浴びると、続くサンチェスに被弾、更に2アウトからソレアにもホームランを浴び、3失点。
突然くずれて不安が過りますが、裏にすぐ打線が反撃して2点を追加。
すると4回は先頭をライトアクーニャのエラーで1塁に出したものの、後続を三振と併殺に切って切り抜けます。
5回表は連続三振で2アウトとするも、2アウトからショートアルシアのエラー。
ここで第2打席には被弾したソレアでしたが、ここもレフトフライで凌ぎます。
その裏に打線が4点を追加し、10対3になって迎えた6回も、1アウトからチザムJr.に二塁打を浴びたものの、クーパーを三振、ウェンドルをファーストゴロに打ち取り、0で抑え、この回でマウンドを降りました。
6回5安打3失点、与四死球0、7K
6ゲーム差あるとはいえ、マーリンズとの首位攻防戦の第1戦という中でQSとしっかり試合を作る素晴らしいピッチングだったと言えるのではないでしょうか。
チームも最終的に16対4で大勝し、ソロカはようやく勝ち星を掴みました。
②ソロカのもう1つの勝利
ソロカはブレーブスから2015年ドラフト1巡目追補(全体28位)でブレーブスに入団。ちなみに1巡目は今季ブレーブスに復帰し、2日前に投げたアラード(全体14位)です。
2018年にデビューし、2019年に本格的にブレイク。29先発で13勝4敗、174.2回を投げて防御率2.68をマーク。
プレーオフでも7回1失点と素晴らしい投球を披露するなど、大活躍で新人王投票2位、サイ・ヤング賞投票6位。
90年代ブレーブスを支えた伝説の3本柱の1人であるスモルツからは「マダックス2世」と呼ばれるなど、
エース級の活躍で、これから長きにわたりブレーブスのローテーションを支える存在になると思われました。
しかし短縮シーズンの2020年、ベースカバーの際にアキレス腱断裂の憂き目を見て開幕から3試合目の先発にしてシーズン終了。
更に2021年にもマイナーでのリハビリ中にクラブハウスで再度アキレス腱断裂で手術。
2022年の終盤にようやくマイナーの試合でリハビリ登板を開始しました。
2度のアキレス腱断裂という苦しみを味わったソロカでしたが、2023年、彼は諦めずにMLBのマウンドに帰ってきました。
日本時間6月30日の敵地でのアスレチックス戦、ソロカは2020年以来のMLBのマウンドに立ちました。
フリードとライトの離脱、ドッドが打ち込まれる、リリーフデーも苦しい…等々様々な要因から前倒しでの復帰になった事もあり、制球にも苦しみ気味で5回に4失点して負け投手にはなったものの、6回4失点と、3年近い間隔が空いたと考えれば十分な復帰戦のマウンドとなりました。
しかし次のダイヤモンドバックス戦では、2アウトから急に崩れるという投球を繰り返し、コントロールも乱れて3.2回5失点でKO。
ちなみにこの試合は9回にロサリオに逆転満塁ホームランが飛び出して勝ちました。
以前noteで感動して泣いたと書きましたが、それはソロカの負けを消したからという面も大いにあります。
それはさておき、中々球速が出ず、2試合連続で4四死球と制球が荒れるなど、ある意味で予想通りというべきか、調整不足は明らかで、3Aに戻る事となりました。
それでもめげずに3Aで調整を続け、週間MVPも獲得するなど、好投。
そして今日、ついに雪辱を果たして2019年以来の白星となったのです。
今日の四死球0は、しっかりと調整された証拠でもありました。
2度のアキレス腱断裂、復帰後の苦しみ、これらを乗り越えての勝利。
これはソロカにとって、間違いなくもう1つの大きな「勝利」になった事でしょう。
③終わりに
いかがだったでしょうか。
ソロカのここまでの道のりは決して楽なものではなかったはずです。
しかし、彼はここまでやってきました。
その諦めない姿には、勇気を貰いました。
今後も頑張ってもらいたいですね。
それでは、また!
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