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【リバービーチ・キャンパス】ーはじめての川釣り体験ー

2022年9月17日、昨年も大好評だった「はじめての川釣り体験」が暑くない、風もない最高のコンディションの中、開催されました。
私は自然あそび企画舎主宰の「さっちん」こと長谷川幸子と申します!
今回のイベントをコーディネイトさせて頂きました。

初めての川釣り体験ということで、親子20名の方にご参加頂きました。
近くは地元飯能から、遠くは大田区から来てくださった方も!

まずは、質問タイム。
わたし:「では、質問!目の前に流れている水はどこから来たと思う?」
子どもたち:「山から!」(すぐに、答えが!)
わたし:「すごい!当たり!じゃ、どこに流れていくの?昨日もその前も雨が降っていないのに、何で今目の前にこんなにたくさんのきれいな水が流れ続けているの?」

次々と質問を投げかけるのですが、とんでもない早さで答えが返ってきます。

楽しいやり取りをしながら、目の前に流れている川の水が長い時間をかけて旅してきたこと、美しい水は豊かな森が育んでいることを、写真を見てもらいながらお話ししました。

「長い旅をしてきたこの水、豊かな川の環境にどっぷり浸かって、今日はおもいっきり川釣りを楽しんで下さいね」

さあ、いよいよ川釣りの始まりです。
講師は釣りのことも川のことも詳しいベテラン!日本の釣文化を牽引するマルキユーから三村先生と沢田先生のお二人です。

「キレイな川でも、魚がいない川もあります。でもこの川には、魚も、魚が食べる川虫もいます。」
と透明な容器に入った川虫を見せてくれました。
デモンストレーションで釣り方をしっかりと見た後に、1人1本の釣り竿を持って、針に川虫をつけて、川に入ります。

デモンストレーション中
さあ、やってみましょう!
好きな場所で釣り始めます

竿ごと川の中に入れて、動かしていると…あっという間に釣れました!
冷たい川に太ももまで入って、夢中になって釣りを楽しむ姿。
「釣れた!」と満面の笑み。

釣った魚はよく観察できるように透明のケースに入れます。

「こっちの魚は大きいね!」
「お腹に線が入っているよ」
「きらきら光ってきれいだね」
魚を見ながら絵を描くおともだちも!

真剣なまなざしです!

釣ってはケースに入れ、また川に入り…あっという間に1時間。
その間にほぼ全員が釣ることができました!
みんなで釣った魚は3種類、なんとトンボが釣れた子も!(これは本当に珍しいことだそうです!)サワガニを見つけた子もいました。

大人も子どもも、釣った魚はどんな魚か、その説明を聞く姿はもう立派な釣り人の表情!

私からも最後に少しお話しさせて頂きました。

イラストと生き物シールを使って

「魚がたくさんいる川ということは、魚や川虫を食べる他の生き物もいる環境ということ。川の上流の森には大きな動物も生息しています。また、この豊かな森と川がある飯能に遊びに来てください。」

釣った魚を食べられる人は持ち帰り、食べられない人は川に戻しました。
今回参加して下さったみなさんは、釣った魚をどうするのか自分なりの考えを持つことや環境について仲間とディスカッションしていく姿勢など、釣り人としての振る舞いも第一歩を踏み出したと言えるでしょう!

これからも飯能の川でステキな釣り人がたくさん誕生することを願っています。


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