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低山トラベル部 第1回「顔振峠と明るい山村を歩く」活動レポート

2021年4月18日(日)、埼玉ハンノウ大学低山トラベル部の第1回目の活動を行いました。今回は西武池袋線「吾野駅」を出発して顔振峠まで登り、諏訪神社〜越上山〜山上の集落・ユガテを経て、「東吾野」駅近くの福徳寺に下山するコース。
前日は雨が上がり澄み切った空気と春の陽気に包まれたトレッキング日和となりました。4名の部員で楽しく山歩きをした活動の模様をレポートします。

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活動メンバー

部長:
所沢市在住の31歳。ハンノウ大学のプロジェクトディレクター。学生時代には登山サークルに所属していた山好き。今年の目標は飯能に引っ越すこと。

まりな:
所沢市在住の建築家。都内の有名設計事務所で働いたのち2020年に地元にUターンして独立開業。山登りは小学校以来という超ビギナー。古い木造建築を見るのが大好き。

なっつん:
秩父市出身の占い師。秩父神社の表参道で祖父が営む老舗食堂「パリー食堂」を手伝っている。奥武蔵や秩父の山は暮らしの一部。

ゆうた:
所沢市在住の会社員。レザークラフトが大好きで、革小物の制作ワークショップイベントをしばしば開催している。

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09:50 吾野駅出発

なっつん・まりな・ゆうた(部長は撮影しています)

部長:おはようございます。今日は記念すべき初回の活動ということで、西武池袋線沿線に住む同世代の4人でトレッキングを楽しもうと思います。出発はここ「吾野」駅です。山登りにしては遅めの時間ですが、コースタイム短めで早起きしなくていいのも奥武蔵トレッキングの良さですね。

まりな:3月にも、ハンノウ大学の授業「【秩父街道 吾野宿】 歴史を知り未来を考える休日」で吾野に来ましたが、だいぶ季節が進んでいますね。山の色が深くなったというか。

なっつん:わたしはこの辺りは車でよく通るのですが、歩いたことのない場所もあるので楽しみです。というか、めっちゃ晴れましたね!でも昨日雨降ったから道が心配。

ゆうた:この靴(メッシュ素材の運動靴)は失敗したかも・・・。

部長:山道はいって状態悪ければ舗装された林道を歩くようにしましょう。それじゃあ、出発しますか〜!まずは顔振峠目指して山の南斜面を登ります。地図上のコースタイムは70分です。

秩父往還の中継地として江戸〜大正時代に栄えた「吾野宿」の中を進みます
吾野の村社・借宿神社。ここから沢沿いに上りの道に入っていきます

10:10〜11:10 吾野〜顔振峠

登山道入り口

部長:吾野からしばらくは沢沿いに舗装された林道を登ります。たまーに車も通るので気をつけて。

なっつん:沢の水綺麗ですね〜!秩父では夏になると家の近くの川でよく遊んでます。足浸したい〜。

まりな:畑や道端でお花を育てていて綺麗ですね〜。

部長:(地図を見ながら)ここから先は車道とは分かれて進みます。

ゆうた:道、乾いていてよかったです。でも、登りがちょっときつい笑

なっつん:あ、建物が見えましたよ。

部長:ここは・・・風影の集落ですね。少し休憩しますか。

まりな:こんな山の上に家があるんですね。どんな暮らししている人たちなんだろう・・・。

ゆうた:向こう側に山が見渡せますね。

部長:武甲山を真横からみる角度って初めて。

なっつん:あれ、左に見える白い山、富士山じゃないですか?

部長:もう少し上っていきましょう。上にある五重塔みたいなのは(実際は二重の塔)、密教の守護神「摩利支天」を祀った祠だそうです。

まりな:お寺っぽいですがアプローチは中国みたいな意匠ですね。

摩利支天

11:10〜12:00 顔振峠

顔振峠 ※写真のときだけマスク外してます

部長:摩利支天から少し上って、顔振峠につきました。峠の名前の由来は、源義経と弁慶が東北に落ち延びる際にここを通って、あまりの美しさに何度も振り返ったことに由来するそうな。峠にある「平九郎茶屋」は大河ドラマでタイムリーなスポット。渋沢栄一の養子・渋沢平九郎が戊辰戦争の折にこの茶屋まで逃げてきたそうですよ。ここでお昼休憩にしましょう。

メニューは、うどん・そば、秩父名物「みそポテト」など。ハイキング客やツーリングやサイクリングのお客さんで賑わっていました。もちろんマスク会食しています笑

12:00〜14:00 阿寺諏訪神社〜越上山〜ユガテ

部長:さて、後半スタートです。まずは林道沿いに東へ諏訪神社まで歩きます。その後、このコースの最高地点「越上山」に登り、その後、尾根沿いに「ユガテ」を目指して歩きます。

なっつん:この辺りは、まっすぐな木が綺麗ですね。

部長:飯能は西川材と呼ばれる材木の産地で、山の奥の方までスギやヒノキの林業地がつづいています。

ゆうた:花粉症の身にとってはつらい場所です笑

部長:麓の東吾野には西川材をコンセプトにしたカフェとショップもあるので、後で覗いてみましょうか。

阿寺諏訪神社。公衆トイレありますが、あまり綺麗ではないです
越上山 標高566M。漢字の読み方は「おがみやま」。雨乞いの信仰の山だそう。途中狭い岩場を越えていきます。ちょっとスリリング。
写真ではわかりづらいですが、スカイツリーまでばっちり見えました
「天文岩」は江戸時代の天文学者・千葉歳胤に由来するとのこと。奥武蔵グリーンラインを歩いていたところで出会いました

部長:さて、ようやくユガテに到着しました〜。ベンチがあるので休憩しましょう。おやつ持ってきたので、食べませんか?

なっつん:ぶちょう、その水筒ってもしかして?

部長:家出る時にコーヒー淹れてきたので、そうぞ〜

ゆうた:山の上で飲むと、いっそう美味しいですね。

ユガテの入り口で休憩
数軒の人家がある集落・ユガテ。地元の方々がハイキングコースとしても整備している様子。桜の季節は過ぎましたが、夏になるとひまわりが見られるようです

14:00〜15:00 飛脚道〜東吾野駅

部長:さて、ユガテからは尾根づたいに南に歩きます。尾根の道は「飛脚道」といって、昔からこのあたりの集落の緊急連絡道として使われていた道をハイキングコースとして整備したそうです。

なっつん:上ったり降りたりの繰り返しですが、道は歩きやすいですね。

まりな:標高が下がったからか、越上山よりも暖かいように感じます。

橋本山山頂 標高321Mで休憩

部長:橋本山から先は下るだけです。この先には重要文化財のある福徳寺があります。

まりな:下りの方が足にきますね・・・笑

部長:足裏が地面にピタッと接するように足を下ろすと疲れにくいですよ。

下山!福徳寺到着
国指定重要文化財「福徳寺阿弥陀堂」
ゴール地点の「東吾野駅」

部長:今日のゴールの「東吾野駅」につきました。今日の低山トラベルはどうでしたか?

なっつん:お天気も良かったですし来て良かったと思いました!奥武蔵、まだ行ったことのない山もあるので、また参加したいです。

ゆうた:コロナ禍になってずっとテレワークで運動もしてこなかったので、とてもいい気分転換になりました。

まりな:顔振峠までの上りがちょっと辛かったですが、登山初心者の私でも無理なく楽しむことができました!

部長:2回目の活動は、新しいメンバーにもお声かけして5月に企画しています。引き続きよろしくお願いします!

(文・写真:部長 / 写真:なっつん)

ハンノウ大学低山トラベル部とは?

ハンノウ大学低山トラベル部は、主に市外の若手社会人を対象に、奥武蔵トレッキングの魅力を知ってもらおうと実施している部活動です。春〜秋にかけて2か月に1度のペースでコースタイム3〜5時間程度の「低山」を歩きます。コース中は植生や寺社など奥武蔵の低山ならではの魅力を楽しみます。
※既存メンバーの紹介制コミュニティとしています。

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