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夏休み 17日目

探究部顧問のMr.Sです。
9月2日が始業式なので、44日間の夏季休業です。17日目に突入しました。
8月10日が22日目で夏休みの折り返し地点と言えるでしょうか。

1.夏の甲子園


夏の甲子園が8月7日に開催されます。
球児たちの熱いプレーは観ている人たちに感動を与えます。
と、同時に「こんなに暑い中でプレーして、体調は大丈夫だろうか」と心配になります。

今回の夏の甲子園では、暑さ対策の新たな取組として、気温が上がる時間帯を避けて試合を行う「2部制」が初めて導入されます。開幕から3日間に限った試験的な導入になります。

2部制とは、試合を「午前」と「夕方」の2部に分けることをいいます。
試合自体は3試合あり、1日目は10:00〜第一試合、16:00〜第二、三試合と続いていきます。
2日目、3日目は、8:00〜第一、二試合と続けて行い、17:00〜第三試合を行うとのことです。阪神甲子園球場の1時間ごとの気温を確認すると、昼過ぎあたりが気温のピークとなっているので、一日の中で最も暑い時間帯の試合は避けられそうです。

2,長期休業日の意義

長期休業日の意義について、学級経営講座「長期休業日の指導」(埼玉県)には、以下のようにまとめられていました。

(2)長期休業日の意義
 長期休業日(児童生徒にとっての夏休み、冬休み、春休みなど)は、世界的に広く実施されており、その目的はそれぞれの国によって異なります。主な目的としては、その土地の気候等による悪条件(日本の場合、夏・暑熱、冬・寒冷)からの回避、年度の境目(日本の場合、春・年度の終了〜開始の整理準備期間)、伝統的な慣習の存在(日本の場合、盆・暮れ・正月の年中行事等)などが挙げられます。
 つまり、長期休業日は、気候的に悪条件であったり、年中行事や年度の変わり目で家庭で過ごすべきであったりする時期に、児童生徒を正規の授業から解放し、その心身に休養を与え、次の機会への準備を整えるために設けられていると言えます。
 長期休業日は、このような趣旨で設けられていますが、児童生徒が長期間の休業日を活用し、心身を鍛えたり、学校ではできない趣味や研究に没頭したり、自然に触れる経験をもったりするよい機会ともなっています。

学級経営講座8月「長期休業日の指導」(埼玉県)

夏休みは、学校の正規の授業がなくなることによって、時間の使い方は生徒に委ねられる部分が多くなります。「自由な時間」があっても、それを有効に使えずに過ぎていってしまうことは、誰しも経験があることではないでしょうか。
心身を休めるとともに、目標に向かって充実した時間を過ごしてもらいたいです。

学級経営講座の中にも記載がありましたが、夏休みは教職員にとって「勤務を要しない休日」ではありません。普段は別の業務で時間的に圧迫されがちな教材研究に勤しみ、2学期の授業につなげていきたいと思います。
勤務日といっても、夏休みは少しゆったりとした時間が流れています(教員にもよると思いますが)。
2学期、3学期に向けた準備を整える期間として有意義な時間を過ごしたいです。

3.夏休みの期間

夏休みの期間って自治体によって、結構違うんですね。
気候等による悪条件というのは、確かに地域ごとに事情が異なるでしょうから、当然なのかもしれません。



みなさんにとって、あっという間で、充実した夏休みになることを願っています。

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