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【フライタイイング】増水時のお役立ちフライ。スクワミー・ワーミーの作り方

今回はちょっと変わったフライ、スクワミー・ワーミー(通称 ミミズフライ)を紹介します。もはやフライなのか、とも言われるこのフライですが、使いどころによっては非常に役立つので、覚えておくと便利です。


増水して濁った川で使えるミミズフライ

スクワミー・ワーミーは、ゴムのようなワーム素材を使用して作る、ミミズのようなフライです。そのため、人によってはこれはフライじゃないという意味を込めて、ダーティフライと呼ぶ人もいるようです。

このフライが活躍するのは増水時。雨のあと、増水して濁っている川では魚にとってもフライが見えにくい。そんなときに、このミミズのような目立つ色を使用することで、魚に存在をアピールすることができます。

使用した素材

  • フック:AHREX ジグフック #12(#12〜16)

  • スレッド:Danville フライマスターワックス 70 Denier(レッド)

  • ビーズ:Hareline スロテッド・タングステンビード 4.6mm(ピンク)

  • ボディ:Hareline スクイグリーワーム材(ピンク)

なお、メーカーや素材が多少違っても同じように作ることができるので、似たような素材があれば代用可能です。

作り方

1. フックにビードを通します。

2. ビードの部分から糸をフックベンドに向かって巻いていきます。

3. テグスを使ってビードの穴にワーム材を通し、ヘッド部分を引っ張って長さを調整します。

4. 長さが決まったら、ビードの後ろから糸で固定します。

5. 2つ目のワーム材をビードの部分から固定していきます。

6. 2つ目のワーム材をシャンクに巻き付けて胴体部分をつくります。

7. 糸で固定したら、余ったワーム材をカットします。ビードの横で糸を数回巻いてから、ウィップフィニッシュして完成です。

動画解説

動画でも雑談を交えながら作り方を説明しています。写真では分かりにくい手順は、動画を参考にしてみてください。


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