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【フライタイイング】増水時のお役立ちフライ。スクワミー・ワーミーの作り方
今回はちょっと変わったフライ、スクワミー・ワーミー(通称 ミミズフライ)を紹介します。もはやフライなのか、とも言われるこのフライですが、使いどころによっては非常に役立つので、覚えておくと便利です。
増水して濁った川で使えるミミズフライ
スクワミー・ワーミーは、ゴムのようなワーム素材を使用して作る、ミミズのようなフライです。そのため、人によってはこれはフライじゃないという意味を込めて、ダーティフライと呼ぶ人もいるようです。
このフライが活躍するのは増水時。雨のあと、増水して濁っている川では魚にとってもフライが見えにくい。そんなときに、このミミズのような目立つ色を使用することで、魚に存在をアピールすることができます。
使用した素材
![](https://assets.st-note.com/img/1704774281301-ix5BQubXx7.jpg?width=800)
フック:AHREX ジグフック #12(#12〜16)
スレッド:Danville フライマスターワックス 70 Denier(レッド)
ビーズ:Hareline スロテッド・タングステンビード 4.6mm(ピンク)
ボディ:Hareline スクイグリーワーム材(ピンク)
なお、メーカーや素材が多少違っても同じように作ることができるので、似たような素材があれば代用可能です。
作り方
![](https://assets.st-note.com/img/1704774289046-FhUFIDepov.jpg?width=800)
1. フックにビードを通します。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774295210-jTHofXLpPB.jpg?width=800)
2. ビードの部分から糸をフックベンドに向かって巻いていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774301046-JKKehDe1TE.jpg?width=800)
3. テグスを使ってビードの穴にワーム材を通し、ヘッド部分を引っ張って長さを調整します。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774307152-3tjCgvtNZf.jpg?width=800)
4. 長さが決まったら、ビードの後ろから糸で固定します。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774311830-fth4OErvc6.jpg?width=800)
5. 2つ目のワーム材をビードの部分から固定していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774317586-KfNSJeo87P.jpg?width=800)
6. 2つ目のワーム材をシャンクに巻き付けて胴体部分をつくります。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774325695-vymVBMbLGR.jpg?width=800)
7. 糸で固定したら、余ったワーム材をカットします。ビードの横で糸を数回巻いてから、ウィップフィニッシュして完成です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704774333611-iHObUCOQZm.jpg?width=800)
動画解説
動画でも雑談を交えながら作り方を説明しています。写真では分かりにくい手順は、動画を参考にしてみてください。
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