拭いたい過去 拭えない今

月に1回程だが、今の大学生活が嫌になることがある。
そもそも、たとえ私立であれ大学に行けてること、不自由なく過ごせてるのが幸せなのだろうが。


私は第1志望に受かっていない。
なんなら第5志望くらいの大学、ストレートに言えば行く気なんてサラサラ無かった大学に行っている。

さっき、ふと気になって高校の卒アルの寄せ書きや卒業文集の先生からのメッセージを読んでいた。
友人からのメッセージは温かいものばかりで、思い出が蘇る。
先生のメッセージは心に染みる。
とある友人からの寄せ書き(もといラブレター的長さ)は宝であり、棘である。

『〇〇(私の本名)ちゃんのおかげで、入試で記憶が全部飛んで焦ったときでも落ち着いてやれたよ。〇〇ちゃんのおかげで受かれたよ』

これほどまでに彼女にとって自分が大きな存在なのはこの上なく嬉しい。
しかし、一緒に頑張ったのに、自分の方がイレギュラーだらけでも頑張り抜いたのに、どんなに出願先を下げても全力でやり抜いたのに。
現実の残酷さ、現状への無力感、そしてなんとも言えない苦しさというか辛さが迫ってくる。
泣きたいのに、今にも泣きそうなのに泣けない。

ずっとしまい込んだまま。
なんでこんなことになんなきゃいけないの。
『努力は何かしらの形で報われる』って信じて、泣くことも自暴自棄になることもなく、やり抜いた自分が馬鹿馬鹿しい。

いつになったら立ち直れるんだろうね。
とにかく今はしんどいかな。
泣きたい。けど泣けない。
この事実も自分だと受け止めたい。けどできない。


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